日本が誇るカオスな作家

小説家の「村上春樹」さんの新刊が、金曜日に発売になったそうで、
本屋さんでは開店前から外でワゴン販売したりして、盛り上がってたみたいでしたね。

でもベストセラー作家は他にもたくさんいるのに、なぜ村上春樹ばかりが注目されるんでしょう？
最近は毎年の様に“ノーベル賞”の候補にも挙げられますが、受賞はまだだし。

海外でも評価が高く、日本が誇る作家である事は間違いありませんが、このフィーバーぶりはちょっと不思議？な気もします。
そう言いながらボクも大好きな作家で、長編小説に関してはほとんど読んでますね。

中でも印象に残っているのは、初期ではデビュー作の「風の歌を聴け」。
確か高校生の頃、映画化されたものを観た事があって、それから小説も読む様になったと記憶しています。

そして“マイ・ベスト”は2002年に発表された“海辺のカフカ”ですね！
まだ読んだ事がない、という人にもおすすめしたい一冊です。

春樹さんの作品はとにかくシュールで、内容を説明するのがとっても難しいんですが、
多くの作品に共通するテーマである、青春時代の何とも言えない複雑な感情が比較的わかりやすく？描かれている作品だと思います。

気になる新作のタイトルは、“色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年”。
うーん、やっぱりカオス！

Shin