伝説のプロデューサーが残した名曲

今年もやってましたね～、“FNS歌謡祭”！
録画してまだ半分しか観れてないので、その話題は置いとくとして・・・。

もし「好きな歌を100曲選べ！」と言われたら、この曲ははずせない！と思うのがロネッツの“Be My Baby”。
ボクが生まれる前の年（1963年）に全米で大ヒットした古～い曲ですが、先週の“SONG TO SOUL”で取り上げていたのを観て懐かしくなりまして。

メロディやボーカルの素晴らしさも去ることながら、曲の良さを引き立てているのがそのアレンジ。
前に大瀧詠一さんが亡くなった時に触れた事があると思いますが、歌や楽器を何重にも重ねてレコーディングする“ウォール・オブ・サウンド”。

それを編み出したのが、伝説の？プロデューサー“フィル・スペクター”氏。

スペクター・サウンドとも呼ばれ、その影響は後のモータウン・サウンド（これについてもいつか語らなければいけません！）に繋がり、
その後も多くのアーティストに影響を与えています。

日本では大瀧さんはじめ山下達郎氏、我が佐野元春先輩もそうだし、
海外でもビリー・ジョエルやブルース・スプリングスティーンが、オマージュを捧げた楽曲を発表しています。

ジョン・レノンもこの曲をカバーしてたんですね、知らなかった！（未発表ですが）
そんな暖かみがありながらどこかせつなさを感じる、永遠に残る名曲です。

Shin

https://www.youtube.com/watch?v=i-bcn6Rwn44