慎さまの「終わりなき旅」

人生は終わりなき旅。
自分探しの旅の途中で、今想うことは何?

伝説を生んだ敬遠

2018年01月14日 10時54分16秒 | スポーツ

今年からプロ野球のルールが一部変更になり、敬遠の四球が申告制になるとの事。
つまり監督が「敬遠!」と言えば、ピッチャーが投げなくても四球になるというもの。

既にメジャーリーグでは採用されていて、最近は国際大会も増えてきているので、日本も合わせざるを得ないのはわかるんですが。
試合時間の短縮が主な目的みたいですが、そんなに効果があるか?というと疑問です。

敬遠にかかる時間なんてたかだか1分ぐらいだし、1試合にあっても2、3回ですよね?
イチローさんが「敬遠の間に次の打者はいろんな事を考えている」と言った様に、敬遠の裏にはさまざまな駆け引きがあるはず。

敬遠している間に次の作戦を考えたり、交代するピッチャーを準備したり。

試合時間の長さは確かに野球の欠点ではありますが、延長戦のタイブレーク方式もそうだけど、
野球の醍醐味というか、情緒みたいなものがだんだんなくなっていく様で寂しいですね。

過去にはミスター・長嶋さんが敬遠に不満を示し、バットを持たずに打席に立ったとか、
敬遠のボールを打ってサヨナラ勝ちしたり、暴投してサヨナラ負けしたりとか。

そんなのありえない!と思う事が、ごく稀に起こる事でドラマは生まれるし、
滅多に起こらないからこそ、語り継がれる伝説になるっていう感じがするんですけどね。

時間短縮をするなら、他にも削れるところはあると思うんですがね〜。

Shin