最近めっきり本を読まなくなってしまいまして。
老眼が酷くなってきているのもあるんですが、毎日寝る前に少しずつ読むんだと、
なんか内容が頭に入らないんですよね~。
テレビばっかり観ているからか、スマホの影響なのか、脳が衰えてきてるんじゃないかと。
「それじゃいけない!」という事で、“読書の秋”でもある事だし、また本を読むようにしようと思っている今日この頃。
という事でまず選んだのは、おととし芥川賞を受賞した村田沙耶香さんの“コンビニ人間”という小説。
割と短めの作品なので、読みやすそうだというのもあったんですが、前から読んでみたいなぁと思ってたんですよね。
大学生の時にコンビニでアルバイトを始め、以後就職も結婚もせずに18年間コンビニのバイトを続けている女性のお話。
それだけだとただのフリーターの話になってしまうので、何が面白いんだろう?と思っていた訳です。
第一に主人公は幼い頃から、いわゆる変わった子供で、
他人とは違う自分を親からも否定され、自分を押し殺すように生きてきた人。
コンビニのようなマニュアル化された世界では、他の人と同じように生きられるというか、社会と繋がっていられるという事。
こういう感覚、わかる気がしますね〜。
あまりにマニュアル化されるとつまらないと思う自分もいるんですが、人と違う事を排除するという昨今の風潮(日本人の習性かな?)もあり、
生きづらさを感じている人は多いと思います。
あと、コンビニの店員さんが考えている事の描写が結構面白かった!ですね。
お客さんはおにぎりやサンドイッチを手に取って、最後に飲み物を取る人が多いので、飲み物を取ったらレジに向かうとか。
そんな“コンビニあるある”も楽しめる、なかなか興味深い作品でした。
Shin
老眼が酷くなってきているのもあるんですが、毎日寝る前に少しずつ読むんだと、
なんか内容が頭に入らないんですよね~。
テレビばっかり観ているからか、スマホの影響なのか、脳が衰えてきてるんじゃないかと。
「それじゃいけない!」という事で、“読書の秋”でもある事だし、また本を読むようにしようと思っている今日この頃。
という事でまず選んだのは、おととし芥川賞を受賞した村田沙耶香さんの“コンビニ人間”という小説。
割と短めの作品なので、読みやすそうだというのもあったんですが、前から読んでみたいなぁと思ってたんですよね。
大学生の時にコンビニでアルバイトを始め、以後就職も結婚もせずに18年間コンビニのバイトを続けている女性のお話。
それだけだとただのフリーターの話になってしまうので、何が面白いんだろう?と思っていた訳です。
第一に主人公は幼い頃から、いわゆる変わった子供で、
他人とは違う自分を親からも否定され、自分を押し殺すように生きてきた人。
コンビニのようなマニュアル化された世界では、他の人と同じように生きられるというか、社会と繋がっていられるという事。
こういう感覚、わかる気がしますね〜。
あまりにマニュアル化されるとつまらないと思う自分もいるんですが、人と違う事を排除するという昨今の風潮(日本人の習性かな?)もあり、
生きづらさを感じている人は多いと思います。
あと、コンビニの店員さんが考えている事の描写が結構面白かった!ですね。
お客さんはおにぎりやサンドイッチを手に取って、最後に飲み物を取る人が多いので、飲み物を取ったらレジに向かうとか。
そんな“コンビニあるある”も楽しめる、なかなか興味深い作品でした。
Shin