時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

曲がれ! スプーン

2012年02月01日 | 
日本に帰ったら観たい、と思っていた映画がいくつかあって、少しずつ、娘が寝たあと、嫁さんと二人で観ています。表題の映画を借りてみた理由はというと、2009年冬の調査で、映画の舞台の善通寺市の隣りの琴平を拠点としたときに、滞在したホテルにロケ地マップがあって(ここからダウンロード可)、調査でレンタカーを借りた日についでにいくつか寄ってみたりもしました。その後、家族で調査地にお礼めぐりをしたときも連れて行ったので、知ってるところが見られるかな、という軽い理由。映画を観て、ロケ地を訪ねる、の逆。

琴平から旧詫間町方面に調査に行った帰り、立ち寄ろうと思い立った理由が、ロケ地の一つに、お好み焼きの「楓ちゃん」という、うちの娘と同じ名前のお店を見つけたこと。ただし、うちの娘(かえで)のようには読まず、「ふうちゃん」。店主のお孫さんのお一人が、「楓」の字を使う、「ふうか」というお名前だからだそうです。めちゃめちゃ有名、というわけではないし、ロケに使われてはいませんが、市役所近くのセルフうどん「こがね製麺所」も、食べた範囲の讃岐うどん店では、上位。映画はというと、おバカな話だけど、我々は笑えました。上記のようなきっかけでもなければ好んで観ようとは思わないけれど、嫌いじゃないです。

でも、個人的にいちばん注目させられたのは、冒頭。主人公が小さいころ、海に落ちるUFOを見て、超常現象を信じるようになった、というシーン。スクリーンショットにしてみました。UFOが墜落する箇所の左に浮かぶのは、紛れもなく、伊吹島。庄内半島のどこかの海岸から、西を向いて眺めたところ。嫁さんに見せても、即座に「伊吹島だ!」。地元の人なら、一発で分かるでしょう。何故、伊吹島を入れたかったのでしょう。地元の人は「おお」と思うのでしょうが。