8月29日、授業初日でした。とりあえず報告します。
今日はSociolinguisticsが開始。先生は、カナダのケベック州出身のAuger先生。だから母語はフランス語ですが、Pennsylvania大学でPh.Dを取っていて、英語は当然流暢、フランス語訛りがあるけど、分かりやすく、聞き取りの問題はなし。
初回はなんと27人が出席。言語学科はそのうち7人くらい、あとはフランス語学科とか、ロシア語学科とか、応用言語学科、教育心理学、民俗学などなど他の専攻の人が多い。なお、日本人はわたし1人だけ。先生がときどき学生に発言を促しますが、悔しいことながら、ネイティブの学生がべらべらと発言するのはまだ真似できません。
授業はオーソドックスな構成のようです。これから12月第1週まで、およそ100日で、
1) 370ページくらいの本を1冊・論文を13本読む(評価対象外)
2) 4つの課題を提出する 評価の60% (=15%×4)
3) 毎週1つ、言葉についての小さなエッセイ(100語くらい?)を出す 15%
4) 15分くらいの発表を1回やる 10%
5) 最後に家に持ち帰る形式の試験 15%
をやる。「うへぇ~」と思ったのですが、言語学科の2年生の人に聞くと、「まあ、大学院の授業はどれもこんなもん。これはどっちかというと少ないほうだよ」だそうです。
量はもうやるしか仕方ありませんが、論文については「古典」的なものが多く、よく考えてあると思いました。私など、いちおう社会言語学を勉強したとはいえ、例えばDiaglossiaという用語は知っていても、最初に概念を提唱したFergusonの論文は読んでいなかったし、教科書を見れば必ず書いてある有名なLabovのNYのデパート調査の原論文も、今回始めて読むことになります。プロとして当然知るべき「基本」を押さえてくれていて、勉強になりそうです。
実は、今日何よりも驚いたのは、学校の混雑ぶり。歩道も、キャンパス内の散策路も、教室前の廊下も、書店も、図書館のプリンタも、何もかも大混雑。20,000人以上いる大学だったのだと再認識しました。
今日はSociolinguisticsが開始。先生は、カナダのケベック州出身のAuger先生。だから母語はフランス語ですが、Pennsylvania大学でPh.Dを取っていて、英語は当然流暢、フランス語訛りがあるけど、分かりやすく、聞き取りの問題はなし。
初回はなんと27人が出席。言語学科はそのうち7人くらい、あとはフランス語学科とか、ロシア語学科とか、応用言語学科、教育心理学、民俗学などなど他の専攻の人が多い。なお、日本人はわたし1人だけ。先生がときどき学生に発言を促しますが、悔しいことながら、ネイティブの学生がべらべらと発言するのはまだ真似できません。
授業はオーソドックスな構成のようです。これから12月第1週まで、およそ100日で、
1) 370ページくらいの本を1冊・論文を13本読む(評価対象外)
2) 4つの課題を提出する 評価の60% (=15%×4)
3) 毎週1つ、言葉についての小さなエッセイ(100語くらい?)を出す 15%
4) 15分くらいの発表を1回やる 10%
5) 最後に家に持ち帰る形式の試験 15%
をやる。「うへぇ~」と思ったのですが、言語学科の2年生の人に聞くと、「まあ、大学院の授業はどれもこんなもん。これはどっちかというと少ないほうだよ」だそうです。
量はもうやるしか仕方ありませんが、論文については「古典」的なものが多く、よく考えてあると思いました。私など、いちおう社会言語学を勉強したとはいえ、例えばDiaglossiaという用語は知っていても、最初に概念を提唱したFergusonの論文は読んでいなかったし、教科書を見れば必ず書いてある有名なLabovのNYのデパート調査の原論文も、今回始めて読むことになります。プロとして当然知るべき「基本」を押さえてくれていて、勉強になりそうです。
実は、今日何よりも驚いたのは、学校の混雑ぶり。歩道も、キャンパス内の散策路も、教室前の廊下も、書店も、図書館のプリンタも、何もかも大混雑。20,000人以上いる大学だったのだと再認識しました。