時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

何の集まり?

2008年05月16日 | Bloomingtonにて
先週の土曜日、下の記事のとおり朝Farmers' Market、そのあと引越しの手伝い。そして夕方から知り合いのあるお宅のパーティに行きました。その家の主はビジネススクールの教授(ドイツ人)で、退職して他に異動する学科長のお別れパーティの会場を提供。私は全く関係ないのですが、そこの奥さん(ブラジル人)が知り合いで、招いてもらいました。

来たのは、もちろんビジネススクールの教員、院生、奥さんの友人のブラジル人たち、それから、ご近所の人、とごちゃまぜ。ブラジル組は、まだ英語がそれほど上手じゃない人も多くて、固まってポルトガル語で話している。私も、その人たち、および、この家のご近所さん(パパが認知科学の基礎理論の授業で教わった先生でした)とばかり話し、避けたわけじゃないのですが、ビジネスの人とは一言も話しませんでした。たぶん向こうも見たことのない中国人(と思ってると思う)には興味を持たなかったんだと思います。

ここまで経験した限り、アメリカ人はけっこう知り合いだけで固まりがちで、パーティ等でも知らない人との交流にそれほど積極的でもないと感じます。むしろ、こっちから話しかけるほうが多いくらい。ということで、いくつかの集団が、ほとんど交わることなく、それぞれで盛り上がりつつパーティは続いたのでした。

9時を過ぎると、本来主役のビジネスの人はほとんど帰っちゃって、一方ブラジルグループは「夜はこれから」の雰囲気。車で送ってくれる約束だった人(この方は日系ブラジル人)も帰りそうにない。ブラジル音楽&サッカー大好きの私としてはもっと話したい気持ちもありましたが、学期中なので他の人に頼んで帰りました。

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写真はお別れのイベントのもよう。野球のボール型のクスダマを割っているところ。中からウサギらしきものが出てきたんですが、その教授のエピソードに関わるんだか、意味は不明。

この日の料理は抜群。デザートも甘すぎないし。ご夫婦ともにアメリカ人じゃないからに間違いないと(アメリカ人には失礼ながら)思います。費用は全部ビジネススクール持ちだそうです。ここんところ、卒業などで出て行く人が多くて、その前日も別のお別れパーティでした。そっちはイギリス人&フランス人ご夫妻と(主に)日本人の集まり。料理は持ち寄りで、これまたとっても美味しかった。例年通り、この時期はちょっと食べ過ぎ傾向になります。

Market 休日1

2008年05月12日 | Bloomingtonにて
昨日(土曜日)は珍しく人とのお付き合いで一日が終了。ぜんぜん勉強しませんでした。まず、早朝に行ったのはBloomington Farmer's Market。鉄道の駅の跡地の広場に主に農家の人たちが店を出しているわけですが、昨日は苗を売っているところが多かった。写真は花が多いですが、野菜やハーブの苗も、品揃え豊富。そのほか目に付いたのは、コーヒー豆、蜂蜜、マッサージ(宣伝のためタダ)、ハンドクラフトなど。初めて行ったのですが、聞いていたとおりかなり楽しい。コーンを狙っていったのですが、今日はなし。季節によって出るものが違うそうです。

Cantabile 休日3

2008年05月12日 | Bloomingtonにて
その楽譜の中に「Cantabile」という記号が添えてあるので撮ってみました。日本で「のだめカンタービレ」というドラマだかマンガだかが人気だそうで、それが頭に残っていなければ気にとめなかったでしょう。

ちなみに、「のだめカンタービレ」という字面をWebで見たときには「のだめ」の部分を認識できず。「カンタービレ」が歌に関係ありそうだとは思ったので、歌の下手な、たとえば「まさお」というヤツがいて、「まさおのだめカンタービレ=まさおの/ダメ/カンタービレ=まさおの下手な歌」というフレーズがあって、で、その「まさお(か誰か)」が(ミスで)抜けてでもいるのだろうかと。この解釈も荒唐無稽ですが、そのくらいワケ分からなかった。「のだめ」が名前だとは思いもよりませんでした。ともあれこのカベの上の楽譜の、この箇所はたまたま「カンタービレ」らしいです。曲名が書いてなくて、私には何の譜面なのかか不明。

被害者

2008年05月09日 | Indiana大学
きのうの爆発→停電ですが、今日ふたたび実験のため言語学科に行くと、元通り。マリリンは「結局どこで何が起こったのかいまだに連絡がない」と言ってましたが。で、録音室の機器も問題なく動き、被験者も来てくれて問題なく実験終了しました。が・・・

実はこの事故の被害者がいました。昼時に弁当をレンジで温めに行くと、その被害者も弁当を温めに来ていました。その人は師匠Ken de Jong。使っていたMacが起動しなくなったそうで「春学期に作ったものがみんなパーになった」とのこと。「技術者に頼んでハードディスクの中身だけでも取り出せないかと思ってる」だそうです。ずいぶん近くに甚大な被害を被った人がいたのでした。

真っ暗

2008年05月08日 | Indiana大学
今日は午後から実験(音声の録音)を予定、被験者を一人頼んでありました。

そろそろ準備を、と思って図書館での勉強を切り上げ、言語学科に向かう途中、背後から バン! という短くてでも大きい爆音が聞こえました。振り返ると、もう一人別の男性も驚いてある方向を見てました。その方向にあったのは、鈍い緑色の大きな箱(一辺3mくらい?)、キャンパスの配電装置か何かが入ってるのだと思います。脇から煙がたってました。

今日はずっと小雨だったので、ショートか何かだろう、脆弱だなあ、と思いつつ言語学科のあるビルに着くと、人が中から出てきて、中ではベルが鳴ってる。それで事情がつかめました。さっきの爆発で影響が出てるらしい。聞いてみると中は電気の供給が切れて、雨だったので建物の中は真っ暗。人はまだいましたが、みんな右往左往。学科長のDavis先生に「爆発聞いたんですよ」と告げると詳細をたずねられ、先生は管理当局(どこか知らないが)に電話してました。向こうも原因は特定していなかったそうです。そのうちに何かが焦げるにおいが建物内に充満してきたので、全員避難。

結局実験を予定していた2時過ぎに電力は回復したものの、事務の二人がオフィスを閉めてしまったので鍵が借りられず、録音室が使えないので、事情を説明して録音はキャンセルさせていただくことにしました。

キャンパスの南側の建物の多くが停電だったようです。妙なアクシデントのおかげで予定が狂ってしまって参りましたが、考えてみれば、爆発で怪我などしなくて運がよかったのかもしれません。