TDY、Temporary Duty。アメリカの軍隊用語で出張を意味する。世界の僻地の出張記録!TDYの次は日常の雑感

現役時代の出張記録。人との出会いと感動。TDY編を終え、写真を交えた日常の雑感を綴る。

折々の写真&雑感 474

2024年03月10日 | エッセイ
 「何でも聞いて下さい」とAIは云っているが、いい加減な答えがあるばかりではなく、おかしいなと感じたことが間々ある。而し、確かな証拠はないし確信もない。

 スマホやパソコンの操作はAIの答え通りにやっても旨く行ったためしがない。私がその答えをよく理解出来なかったのかもしれないと、色々試してみたが駄目だった。但し、このような動作は避けるようにとの注意事項は守ることにしている。

 太陽光バッテリーの腕時計を二つ持っているので、充電に適した場所を聞いてみた。曇天の日の北向き窓の下と、蛍光灯の下ではどちらがいいかとの質問に、AIは曇天であっても北向きの窓の方がずっと良いと自信をもって答えた。私は輝度計を持っていないのでカメラを使って計ってみた。丁度カメラに装着されていた100mmのマクロレンズで、絞り優先の設定で試してみた。曇天の朝9時半、北向き窓の下に時計を置いて絞りを開放のF2.8にしてシャッターボタンを押してみると、ファインダー内に表示されたシャッタースピードは5秒だった。同じ條件で蛍光灯の下に置いて同じようにシャッターボタンを押してみたところ、1/8秒だった。1/8秒は0.125秒に相当するので、窓の下より4.875秒も早いシャッターを切ることが出来ることが証明されたわけだ。従って私の部屋の場合は、蛍光灯の下の方が良いことが分かった。

 AIには北向きの窓の状態、蛍光灯のワット数や蛍光灯と時計との距離の正確なデータを提供していなかったので、正しい答えは出なかったのは理解出来る。而し、AIの答えはどのような場合でも、どのような條件でも絶対に窓の下の方が良いのだと云い切ってしまうところが心配だ。AIの答えは用心して利用するしか手はないようだ。

 冗談のつもりで、「納豆に刻んだオクラを入れると何故匂いが消えるのか?」と聞いてみた。するとAIは「知りませんでした」と意外に素直な返事を出した後で、匂いの消えた理由を10行にも渡って書いてきた。それは斜めに読んでおくだけにした。

 久しぶりに、本当に久しぶりに川崎の日本民家園に行ってきた。前回に工事中だった古民家の修復が終わっていたが、ほぼ同じ時期に始めた他の民家の補修工事はまだ終っていなかった。屋根の張替え、傷んだ個所の修復、それに耐震工事等々。個人ではとても古民家を維持しきれないほどの修繕費であろう。

 行ったのは2月の末の温かい日であった。向ヶ丘遊園駅近くのスーパーマーケットで買ったサンドイッチを、持参のコーヒーを飲みながら食べた。外のテーブル付きのベンチであったが、全く寒さを感じず春のような陽気だった。コーヒーもサンドイッチもおいしかった。
















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