明けましておめでとうございます。今年も続けてご購読下さるよう、伏してお願い申し上げます。
国分寺にある殿ヶ谷戸庭園のシモバシラは1センチにも満たない。電話の問い合わせに気持ちよく応じて下さるが、私が庭園に着くころには溶けて無くなっていることが何度もあった。
2018年の1月4日に神代植物公園に行った。シモバシラが目的ではなく蝋梅を撮りに行ったのであった。途中で植物を撮影しているグループに出会った。そのうちの一人がシモバシラを撮って来たとその写真を見せて下さった。「神代植物公園植物多様性センター」で撮ったとのことで、その場所を教えて頂いた。伺った通りの場所に行くと、2~3センチのシモバシラがいくつかあった。余談だが、タイアザミの茎も水分を吸い上げ、シモバシラ同様になると植物多様性センターの職員氏に教えて頂いた。それに興味があり、今年は1月2日に行ったのだが、暖かったのか影も形もなかった。
ご存知のように、此処で云うシモバシラは地面を盛り上げるあの霜柱ではない。しそ科の多年草のシモバシラのことを云う。茎が地面の水分を吸い上げ、それが氷結したものである。一度氷結すると、二度目は茎が裂けてしまっているので一度目ほど大きくはならない。
私の自宅からは遠く、行き辛い場所にあるが、板橋区立の赤塚植物園(入場無料)のシモバシラが一番である。運よく12月の最初のシモバシラに出会うと、50センチ以上になるそうだ。私の経験では20~30センチのものが過去で一番大きかった。赤塚植物園には、大きさだけではなく、いくつもの場所に何十ものシモバシラが出現する。慌てて撮らなくとも、そう簡単には溶けてしまわない。
シモバシラは以下の條件で出来る。①気温が零度以下。 ②風が吹かない。 ③雨が降らない。その他にもややこしい條件があるようだが、私は以上の三つの條件がそろう日に赤塚植物園に行く。通常の開園は午前9時だが、シモバシラの出来た日は職員氏のご厚意で8時半に門を開けて下さる。朝早く自宅を出て、この公園に着くまでに疲れてしまうほど遠いが、シモバシラに出会うと元気が出る。また、撮り終えた後に公園のベンチで持参の熱いコーヒーを飲むのは至福の時だ。特にいい写真が撮れた時は尚更である。
2016年1月18日付の「折々の写真&雑感44」及び2017年2月6日付の「折々の写真&雑感99」にもシモバシラについて多少触れており、赤塚植物園のシモバシラの写真も掲載してあるのでご参照願いたい。
今回掲載したシモバシラの写真は、2018年の1月4日に神代植物公園の植物多様性センターで撮ったものである。
キャノンEOS7DにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:100、 f5.6、 1/40秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
キャノンEOS7DにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:100、 f5.6、 1/60秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
キャノンEOS7DにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:100、 f5.6、 1/30秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
以下の写真は2018年12月31日に撮影した明治神宮の大祓(オオハラエ)の写真である。毎年6月30日との2回あるのだが、6月には行った事がない。一度、2004年の雪の日の大祓に撮影したことがあった(2015年12月28日付の折々の写真&雑感41をご参照願いたい)。毎年雪が降ることを願っているが、それ以来雪に恵まれていない。
キャノンEOS5DMkⅣにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:200、 f5.6、 1/90秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
神官たちの誘導だけではなく、警備の任も帯びている筈であるのによそ見をしていていいのか?
キャノンEOS5DMkⅣにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:400、 f5.6、 1/60秒、 露出補正:±0、 WB:オート。
キャノンEOS5DMkⅣにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:100、 f5.6、 1/60秒、 露出補正:±0、 WB:オート。
全ての神事を終えて帰る神官たちの足取りは軽かった。30分ほどのことだが、かなり神経を使ったのであろう。
国分寺にある殿ヶ谷戸庭園のシモバシラは1センチにも満たない。電話の問い合わせに気持ちよく応じて下さるが、私が庭園に着くころには溶けて無くなっていることが何度もあった。
2018年の1月4日に神代植物公園に行った。シモバシラが目的ではなく蝋梅を撮りに行ったのであった。途中で植物を撮影しているグループに出会った。そのうちの一人がシモバシラを撮って来たとその写真を見せて下さった。「神代植物公園植物多様性センター」で撮ったとのことで、その場所を教えて頂いた。伺った通りの場所に行くと、2~3センチのシモバシラがいくつかあった。余談だが、タイアザミの茎も水分を吸い上げ、シモバシラ同様になると植物多様性センターの職員氏に教えて頂いた。それに興味があり、今年は1月2日に行ったのだが、暖かったのか影も形もなかった。
ご存知のように、此処で云うシモバシラは地面を盛り上げるあの霜柱ではない。しそ科の多年草のシモバシラのことを云う。茎が地面の水分を吸い上げ、それが氷結したものである。一度氷結すると、二度目は茎が裂けてしまっているので一度目ほど大きくはならない。
私の自宅からは遠く、行き辛い場所にあるが、板橋区立の赤塚植物園(入場無料)のシモバシラが一番である。運よく12月の最初のシモバシラに出会うと、50センチ以上になるそうだ。私の経験では20~30センチのものが過去で一番大きかった。赤塚植物園には、大きさだけではなく、いくつもの場所に何十ものシモバシラが出現する。慌てて撮らなくとも、そう簡単には溶けてしまわない。
シモバシラは以下の條件で出来る。①気温が零度以下。 ②風が吹かない。 ③雨が降らない。その他にもややこしい條件があるようだが、私は以上の三つの條件がそろう日に赤塚植物園に行く。通常の開園は午前9時だが、シモバシラの出来た日は職員氏のご厚意で8時半に門を開けて下さる。朝早く自宅を出て、この公園に着くまでに疲れてしまうほど遠いが、シモバシラに出会うと元気が出る。また、撮り終えた後に公園のベンチで持参の熱いコーヒーを飲むのは至福の時だ。特にいい写真が撮れた時は尚更である。
2016年1月18日付の「折々の写真&雑感44」及び2017年2月6日付の「折々の写真&雑感99」にもシモバシラについて多少触れており、赤塚植物園のシモバシラの写真も掲載してあるのでご参照願いたい。
今回掲載したシモバシラの写真は、2018年の1月4日に神代植物公園の植物多様性センターで撮ったものである。
キャノンEOS7DにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:100、 f5.6、 1/40秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
キャノンEOS7DにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:100、 f5.6、 1/60秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
キャノンEOS7DにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:100、 f5.6、 1/30秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
以下の写真は2018年12月31日に撮影した明治神宮の大祓(オオハラエ)の写真である。毎年6月30日との2回あるのだが、6月には行った事がない。一度、2004年の雪の日の大祓に撮影したことがあった(2015年12月28日付の折々の写真&雑感41をご参照願いたい)。毎年雪が降ることを願っているが、それ以来雪に恵まれていない。
キャノンEOS5DMkⅣにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:200、 f5.6、 1/90秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
神官たちの誘導だけではなく、警備の任も帯びている筈であるのによそ見をしていていいのか?
キャノンEOS5DMkⅣにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:400、 f5.6、 1/60秒、 露出補正:±0、 WB:オート。
キャノンEOS5DMkⅣにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:100、 f5.6、 1/60秒、 露出補正:±0、 WB:オート。
全ての神事を終えて帰る神官たちの足取りは軽かった。30分ほどのことだが、かなり神経を使ったのであろう。