TDY、Temporary Duty。アメリカの軍隊用語で出張を意味する。世界の僻地の出張記録!TDYの次は日常の雑感

現役時代の出張記録。人との出会いと感動。TDY編を終え、写真を交えた日常の雑感を綴る。

折々の写真&雑感 507

2024年10月27日 | エッセイ
 夕食を食べながらテレビを観ていて驚き、思わず箸が止まった。伊勢海老が一尾5千円だと報じられていたのだ。メジナ釣りに伊豆に通っていたころ、帰りによく伊勢海老を何尾か買ってきた。当時は中程度の大きさで一尾が500円だった。自宅から伊豆への往復の渋滞に辟易し、行くのを止してからは、最近の伊豆での伊勢海老の値段は知らないが、5千円もしないだろう。

 新米の値段、野菜や果物の値段、どうすればこうも値上げ出来るのかと思えるほどの価格の高騰だ。自民党は盛んに物価を抑え、暮らしやすい世の中にすると訴えているが、裏金問題や統一教会、それに森友学園の問題も解決しないまま解散してしまった。今回の選挙戦で訴えていることを本当に実現出来るのか?それなら、例え一つでも実現させてから解散すべきだったのではないのか?今のままでは自民党員の演説を誰も信用する人はいないように思える。この原稿を書いているのは投票日前であるので、野党が自民党を上廻るかどうかの判断はつかないが、裏金議員にこっそり公認候補と同額の2千万円を配っているようではどうも自民党に勝ち目はないように思える。自民党にただくっついているだけの宗教政党など論外である。今はどの政党にくっつくか思案の最中であろう。

 以前にアメリカからジャポニカ種の米である「キャルローズ」か「ダイヤモンドG」の輸入をするべきと書いたが、野菜や果物もどんどん輸入すべきと思う。米の保護は自給の為の国策と云われているが、このような値上がりでは国策もヘッタクレもないだろう。米の生産者が今年は豊作だと云い、こんな高値でどんどん出ていくと驚いている様子をテレビのニュースで観た。政府の減反政策の見返りなのか、政策の誤りの償いなのかは知らぬが、農家を手厚く保護している。我々庶民の保護は誰がするのか?それもこれも政府が為替の管理をきちんとしなかったので、生活に悪い影響を与えてしまうほどの円安が根本にある。自民党の議員の諸君は為替の意味をきちんと理解しているのか?

 もう涼しくなったからと、久しぶりに写真仲間と10月の連休前に神代植物公園に行った。今の時期は殆ど撮るものがないが、少し汗ばみながら空気のきれいな公園内を歩くのは気持ちよかった。それでもバラやハギ、水生植物園ではツリフネソウが盛大に咲いており、深大城では蕎麦の花が満開だった。間もなく実がなって刈り取りが始まるだろう。













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