貿易の仕事が忙しくなってからは磯釣りを止して、手軽に行ける東京湾での船釣りに切り替えた。その船宿では「雨でも船は出しますが、風が吹いたら出航は見合わせます」と行く度に云われた。狭い東京湾の、比較的穏やかな海でも、このように客の安全を固く守っているのに、北海道の観光船が客の安全を無視して出航したなどは到底考えられないことだ。
神戸港から九州まで家内と船旅をしたことがあった。その日は玄界灘を通過するときには手摺に摑まらなければ歩けないほどに揺れた。やっとのことでレストランに着いた。窓から外を見ると、ビルが押し寄せてくるのではないかと思えるほどの高波が見えた。だが、船長をはじめ、船員の方々は全く心配する風はなかった。それほどに大きな船なので、この程度の荒れでは左程の危険は無かったようだ。
子供たちが小学生の時、プロペラ機のフレンドシップで大島に家族旅行をした。我々の乗った機を最後に羽田からのプロペラ機の出発便は全てキャンセルになったとの機内アナウンスがあった。小さなフレンドシップは上下、左右に激しく揺れた。とても機内サービスを行える状態ではなかった。飲みたかったコーヒーを我慢した。その時、「この機体は老朽化のため、このフライトを最後に引退致します」とのアナウンスがあった。社内の規定でそのような機内放送をするように決められていても、この状態では行うべきではなかったと思う。幸いなことに、大島には定刻をかなり遅れたが無事に着いた。
クアラルンプールからモーリシャスに向かう便と、香港からモーリシャスに向かう便と、二回もエンジントラブルを経験した。クアラルンプールからの便は途中で引き返し、他の飛行機に乗せられた。香港からの便は、空港近くのホテルに案内され、翌日の午前中に修理の終った同じ飛行機で出発した。
もし機長が、「行ってしまえ」と判断していたら、大変なことになっていたかもしれない。私はかなり運が良かったのだと思う。
例によって以下の写真は今年のものではない。コロナが蔓延する前の写真である。ご容赦願いたい。
5月になると府中競馬場に写真を撮りに行く。競馬の写真を撮り始めた頃はフルサイズカメラの5Ⅾに70-200mmのレンズを装着して撮っていたが、最近ではAPSカメラの7Ⅾに100-400mmのレンズを着けて撮る。此の方が迫力のある写真が撮れるように感じている。
勝つと、騎手より馬の方が自慢げな顔をすることに気が付いた。如何にも誇らしげだ。だから競馬の写真を撮りたくなる。それに馬の表情がとても愉快だ。
神戸港から九州まで家内と船旅をしたことがあった。その日は玄界灘を通過するときには手摺に摑まらなければ歩けないほどに揺れた。やっとのことでレストランに着いた。窓から外を見ると、ビルが押し寄せてくるのではないかと思えるほどの高波が見えた。だが、船長をはじめ、船員の方々は全く心配する風はなかった。それほどに大きな船なので、この程度の荒れでは左程の危険は無かったようだ。
子供たちが小学生の時、プロペラ機のフレンドシップで大島に家族旅行をした。我々の乗った機を最後に羽田からのプロペラ機の出発便は全てキャンセルになったとの機内アナウンスがあった。小さなフレンドシップは上下、左右に激しく揺れた。とても機内サービスを行える状態ではなかった。飲みたかったコーヒーを我慢した。その時、「この機体は老朽化のため、このフライトを最後に引退致します」とのアナウンスがあった。社内の規定でそのような機内放送をするように決められていても、この状態では行うべきではなかったと思う。幸いなことに、大島には定刻をかなり遅れたが無事に着いた。
クアラルンプールからモーリシャスに向かう便と、香港からモーリシャスに向かう便と、二回もエンジントラブルを経験した。クアラルンプールからの便は途中で引き返し、他の飛行機に乗せられた。香港からの便は、空港近くのホテルに案内され、翌日の午前中に修理の終った同じ飛行機で出発した。
もし機長が、「行ってしまえ」と判断していたら、大変なことになっていたかもしれない。私はかなり運が良かったのだと思う。
例によって以下の写真は今年のものではない。コロナが蔓延する前の写真である。ご容赦願いたい。
5月になると府中競馬場に写真を撮りに行く。競馬の写真を撮り始めた頃はフルサイズカメラの5Ⅾに70-200mmのレンズを装着して撮っていたが、最近ではAPSカメラの7Ⅾに100-400mmのレンズを着けて撮る。此の方が迫力のある写真が撮れるように感じている。
勝つと、騎手より馬の方が自慢げな顔をすることに気が付いた。如何にも誇らしげだ。だから競馬の写真を撮りたくなる。それに馬の表情がとても愉快だ。