日本経済新聞によると、
政府が2018年度までの「中期防衛力整備計画」で新設する方針を打ち出した陸上自衛隊の「水陸機動団」の全体像が明らかになった。離島の奪還を担う精鋭部隊を主力に、水陸両用車と垂直離着陸輸送機オスプレイの運用部隊をそれぞれ配備し側面支援する。まずは総勢２千人規模の部隊とし、発足は１年前倒しして17年度までとする方針。
だそうですが、1年前倒しといっても当面は購入予定のオスプレイは自前ではまだ無し、
自前のAAV7も少数なので、訓練は米海兵隊に協力してもらう事になるのでしょうか。
当分は名称や規模が変わっても、現在の西部方面普通科連隊の拡大版みたいな感じで、
真の水陸機動団になるのはさらに数年後なのしょうね。
中国の脅威がひしひしと感じられる南西諸島ですが、
なんだか米国海兵隊を参考にした水陸機動団でいいのかちょっと疑問を感じます。
水陸両用装甲車で上陸って今でも有効なんでしょうか。
米国海兵隊は圧倒的火力投射があっての事だと思うのですが、
自衛隊にそれができるとは思えませんし…。
オスプレイは価格が高いくせに載せる車両をかなり選ぶし…。
とはいいつつも南西諸島を守るには水陸機動団や第一空挺団は必要でしょう。
尖閣には使いようがありませんが（笑）
画像は全て陸上自衛隊Facebookより
