イージスアショアを平成30年度予算案の概算要求に盛り込むそうです。
やはりこれだけ恫喝とも言える、日本近海に向けての弾道弾の試験を繰り返されたら…ですねえ。
THAADは移動式でちょっちお高くて、イージスシステムとPAC3の中間を受け持つので3段構えになるという考え方も。
それより高硬度で陸海のイージスで一気に迎撃しちゃえ〜というわけでしょうね。
防御のための装備品ですから、文句を言われる筋合いもありません。
国内から無駄遣いだ〜〜と言われるくらいでしょうか。
でも、イージス艦にBMD(ミサイル防衛)を担わせると、
本来の任務の艦隊防空がおざなりに…
現在日本海に常時最低1隻のイージス艦が配備されてるそうですが、
BMDだけのためにイージス艦1隻を使ってしまうというのも問題ですし、
任務を行うイージス艦のために、他の艦も必要で…
しかも…
ベースライン9という最新のイージスシステムでは同時2発の迎撃に成功しましたが、
海自護衛艦の古いイージスシステムでは、同時に迎撃できる数は1発という噂も。
早いイージスシステムのバージョンアップを願います。
しかも海の上、海中の敵潜水艦から攻撃を受ければそれまで…
日本も開発に参加し、本年度中に開発が完了すると言われている、
米で開発中の迎撃ミサイルSM-3ブロック2Aだと、
射程距離、迎撃高度ともに2000kmを超えるとか。
イージスアショア導入時はイージスシステムも最新で、
SM-3ブロック2Aも導入できるのではないかと…。
BMD専用の装備品のイージスアショアは空自の元で運用されるのではと思います。
常時BMD要員がいるってのもなんだか安心しますし、
日本の数少ないイージス艦の負担が少しでも少なく出来るといいですね。
導入はほぼ決定。
では設置の場所はどこになるんでしょう…。
レーダーサイトが高いところにあるので良いとは思うのですが、
辺鄙なところにあるし、敷地もそんなに広くない。
なので日本海側に面した航空基地内に置くのではと思います。
九州の人間としては小松と芦屋に〜と言いたいところですが、
イージスアショアは米政府の協力が必要な装備品であることから、
2基ならば小松と那覇ではないかと私は思うのです。
ひょっとしたら沖縄配備のイージスアショアは、
米軍基地内になる可能性も。
いや、そっちの方が高いかもですね。
でも沖縄以外で2箇所は置きたい…。
一度にどれくらいの弾道弾が飛んで来るか判りませんからね。
1つが使えなくなる事も考えないといけないでしょう。
てなわけで3基設置で小松と芦屋と沖縄じゃないかな〜。