病院船の整備を推進する法律が、
参院本会議で全会一致で可決、成立したそうです。
が、人材確保の問題やコスト等、現状では無理と判断。
当面の新規造船を見送って自衛隊の艦艇を活用するそうです。
でも自衛隊の艦艇を活用って…
現状で病院船に使えそうな船ってあるでしょうか。
いずも型護衛艦には病院船機能があるそうで、
35床の入院設備を備えてます。
歯科治療から手術まで可能で集中治療室も備わっているそう。
また、多目的室も天井に手術灯を配置されていて、
臨時戦闘治療所としても考えて作られているそうです。
大規模災害への対策としてですが、
3段ベッドが備えられていて乗員とは別に最大500名を収容できるそう。
おおすみ型輸送艦には応急治療が可能な医務室や手術室を備えていて、
また病床は集中治療室の2床を含めて8床。
なんちゃって強襲揚陸艦でもあるので、
おおすみ型にも陸上自衛隊員約330名を収容できる3段ベッドを持っています。
いずも型やおおすみ型に言えることですが、
広い空間や甲板上を利用して、陸
上自衛隊の野外手術システムを設置できるでしょうし、
もすでに訓練を行っているそうです。
でも有事の際に戦闘艦を病院船に…?