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日本がウクライナへ防衛装備品無償供与へ

2023年01月11日 | ミリタリー

なんと、日本政府がウクライナなど武力侵攻を受ける国に対し、
殺傷能力がある防衛装備品の、
無償提供を可能とする法整備を行う方向で、
検討に入ったそうですよ。
1月13日に予定されている、
日米首脳会談へのお土産でしょうか…

今の自衛隊法第116条の3では、
国際法違反の侵略を受けている国に、
防衛装備品を他国に無償提供することを認めているそうなんです。
でも弾薬を含む武器は対象外だそう。
なのでロシアのウクライナ侵略で、
今まではヘルメットや防弾チョッキに戦闘食糧などでしたが、
法改正し施行後は自衛隊の武器や弾薬が、
ウクライナに送られることになるのでしょう。
でも日本が送った武器で血を流す人が出るのは確実。
日本の武器提供についていろんな考えがあるでしょうが、
もし日本が同じ立場に立ったら現状だと、
どこの国からも武器供与は期待できない状態ですからね。

日本…自衛隊から提供できる装備品は何があるでしょうか。
やはり一番求められていた110mm個人携帯対戦車弾(パンツァーファウスト)でしょう。
そして84mm無反動砲(カールグスタフM2)でしょうか。
日本も冷戦位まで戦車大国のロシア侵攻に備え、
普通科の対戦車火力として相当数保有しています。
自衛隊もいっその事軽い新型を導入して、
その分古いカールグスタフM2をウクライナへ。
古いし重いしで敬遠されるかもしれませんが…
自衛隊が備蓄している小銃弾は、
規格が違うので送ってもしょうがないでしょう。
でも155mm砲弾は西側基準の155mm砲が一定数送られているので、
その砲弾は喜ばれるでしょう。
一緒に廃棄予定のFH70155mm榴弾砲も、
一緒にできるのではないでしょうか。
同じ廃棄予定の多連装ロケットシステムMLRSもでしょうね。
有名になったHIMARSはMLRSの小型装輪版ですからね。
さらに自衛隊が保有しているMLRSの227mmロケット弾は、
今ウクライナで運用されているHIMARSのロケット弾と同じGPS誘導方式の物なので、
受け入れやすいのではないでしょうか。
ただ自衛隊もたまに撃つ弾がないのがたまに傷。
と揶揄されてたくらいですから、
送れたとしても微々たる量になるのでしょうけど。

ところがこの無償提供を可能とする法整備のねらいは、
日本政府的にはペトリオットをウクライナへ提供したいみたいですね。
ペトリオットは攻撃兵器でなく防空システムですし、
攻撃的なイメージはそうないですしね。
ウクライナへは教育から行わないといけないペトリオットシステム。
米国もウクライナに供与すると発表されましたから、
米国に便乗というか米国から圧力があったのかもですね。
航空自衛隊はどうやりくりするんでしょうか…


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2 コメント

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こんばんは〜〜〜♪ (ごろんた)
2023-01-11 21:06:43
ほお…なんと…ウクライナに
武器供与、ですか!初耳です!
う〜ん…
体格差を考えると重いカール君も
ウクライナの人なら軽々扱えそうなんですよね〜
そんならそのあたりウクライナに送りまして
軽いものを自衛隊に…そうですね、そうすれば
お互いに良いのではないかと。
武器供与で一番ネックになるのは
「規格違い」銃弾にしろミサイルにしろ
世界各国違ってたりしますからめんどくさいですよね。
できることなら共通サイズの弾が使えると
便利なんですが…

しかし…この戦争(もう侵攻ではないですね)
一体いつになったら終わるんでしょうか…
ロシアは今の時点で韓国並みの経済状態。
「もうかりまっせ〜」てウクライナに行ったんでしょうが
そうは問屋がおろさない。
今ではかなりジリ貧の経済状況になってる気が…
武器買うお金もやばそうですね。
ベラルーシから借金でもすんのかな?
そうしたらベラルーシが発言権強めそうですね。

ロシアはもともと日本侵攻を狙ってたという話も
「確かな情報」とされましたし
自衛隊の武器数が減るのは避けたいところ
供与した分はしっかり補充してさらに強化して欲しいです。

ペトリオットですか〜〜〜
そういえばアメリカもペトリオット送るって
行ってましたよね。
イギリスは戦車送るのを検討してるそうですが。
イギリスって何気にヨーロッパの中で
一番ウクライナに同情?してるのかな…

インド空軍機きましたね!
中国の動きで、日本には世界各国から
戦闘機が〜〜〜〜
マニアには嬉しいですが
できることなら平和な時に来て欲しいものです…
沖縄の海兵隊の新設部隊構想も明らかになりましたし
ほんとにきな臭い…師匠、もしもの時は信州へ!
返信する
Unknown (堀倫)
2023-01-11 23:59:57
お疲れ様です〜

まだ決まったわけではないみたいですが、
その方向で進んでるみたいです。
電話会談でゼレンスキー大統領から、
ウクライナ・キーウへの訪問を要請された岸田総理。
ペトリオットの供与を見据えての事なのかもしれませんね。

ウクライナ軍は全てが旧ソ連の東側の規格ですよね。
とにかく弾を撃ちまくってるみたいですね。
榴弾砲も供与した西側諸国が想定以上の撃ち方してるそうですし、
カール君も弾をもっとくれ〜って言われそう。

この侵略戦争いつ終わるのでしょう。
先が見えませんよね。
お互いに一進一退。
西側の支援を受けてるウクライナの闘ってるのですから、
ロシアも疲弊しているはずですが、
プーチンは勝利しか考えてなさそうですし、
困ったものです。
でもロシアは天然ガス等資源大国なので、
それで武器弾薬を購入してそうですね。
ロシアが中国から武器弾薬の購入や供与を受け続けると、
ロシアが中国の植民地になっちゃうぞと、
ウクライナの高官が言ってたとか…
東西の代理戦争状態…
早く終結して大城の方々が安心して住める状態になってほしいですね。

おそらくアメリカに合わせてのペトリオット供与になるのかと思います。
供与出来るペトリオットがあるのかどうだか…
米国は戦闘装甲車ですが、
イギリスはチャレンジャー戦車を供与するみたいですね。
それ相応の弾薬も渡さないと、
むっちゃ撃ちまくってるらしいですから…

インドカレーじゃなかった、
インドからスホイが来ましたね!
コロナでお流れになったのがやっと実現。
F-15やF-2と訓練するんでしょうね。
訓練内容に興味津々です。
もういっその事買い取ってアグレッサーになんて〜
戦闘機ファンの方々にとっては夢のような事ですよね。
米国海兵隊の新設部隊構想もネタにしちゃいました〜
しかしマジで台湾有事になったら春日のDC、
中国の弾道ミサイルで狙われちゃうんでしょうね…
通常弾頭だとは思いますが…
返信する

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