実は、私は落語にかなり興味があります。
もっぱらCDで、古今亭志ん朝さんの落語を聞いているのですが。姿も見えないのに、聴いているだけで何人もの登場人物がバタバタ動いているのがイメージできる、っていう話芸が素晴らしいと思います。志ん朝さんが2001年に亡くなられている事が悲しくてなりません。一度で良いから、実際に話しておられる所が見たかった!
実はばかみたいですが、時々家で「志ん朝ごっこ」をしたりします。志ん朝さんは、とても格好いい東京弁?をお話になるので、真似をするのです。「あたくし」とか「しざ(膝)」とか「おあし(銭)が足りない」とか。結構楽しい。
前置きが長かったですが、昨夜は郡上の、落語会へ出かけました。大阪の上方落語です。
郡上では、以前から、落語会が行われていたのだけれど、途絶えてしまって、それを俳優の近藤正臣さんが復活させたのだそうです。近藤さんが、桂米朝さんのファンで、米朝さんの息子である桂米團治さんと、同じ桂一門の桂吉弥さんの落語でした。去年の会にもお邪魔いたしましたが、今回はさらに面白かった!お弟子さんの前座のお咄も含めて4つ聴いたのですが、笑っぱなしでした。
夏に息子をお腹の中で亡くしてから、なかなか心の底から笑う、という事は出来ていません。どうしても気持ちの隅には「子どもに恵まれながら死なせてしまった自分」を責める部分があるからです。お恥ずかしいことですが、どこかに「嫁としてあるまじき事をしてしまった」という前時代的な気持ちもあるのかも知れません。
ですが、安養寺のお堂じゅうで起こる笑いの渦の中で、いつの間にか私も笑いすぎで苦しくなるほど笑っていました。悲しい時に聞く面白い話が、こんなにも私を慰めてくれるとは思いませんでした。
帰りに桂吉弥さんの「千早ふる」のCDを買ってきました。
これを聴いてまた来週から頑張るぞ!
多分すずしくなって、甘いものが美味しくなります。ぜひいらしてくださいね!
もっぱらCDで、古今亭志ん朝さんの落語を聞いているのですが。姿も見えないのに、聴いているだけで何人もの登場人物がバタバタ動いているのがイメージできる、っていう話芸が素晴らしいと思います。志ん朝さんが2001年に亡くなられている事が悲しくてなりません。一度で良いから、実際に話しておられる所が見たかった!
実はばかみたいですが、時々家で「志ん朝ごっこ」をしたりします。志ん朝さんは、とても格好いい東京弁?をお話になるので、真似をするのです。「あたくし」とか「しざ(膝)」とか「おあし(銭)が足りない」とか。結構楽しい。
前置きが長かったですが、昨夜は郡上の、落語会へ出かけました。大阪の上方落語です。
郡上では、以前から、落語会が行われていたのだけれど、途絶えてしまって、それを俳優の近藤正臣さんが復活させたのだそうです。近藤さんが、桂米朝さんのファンで、米朝さんの息子である桂米團治さんと、同じ桂一門の桂吉弥さんの落語でした。去年の会にもお邪魔いたしましたが、今回はさらに面白かった!お弟子さんの前座のお咄も含めて4つ聴いたのですが、笑っぱなしでした。
夏に息子をお腹の中で亡くしてから、なかなか心の底から笑う、という事は出来ていません。どうしても気持ちの隅には「子どもに恵まれながら死なせてしまった自分」を責める部分があるからです。お恥ずかしいことですが、どこかに「嫁としてあるまじき事をしてしまった」という前時代的な気持ちもあるのかも知れません。
ですが、安養寺のお堂じゅうで起こる笑いの渦の中で、いつの間にか私も笑いすぎで苦しくなるほど笑っていました。悲しい時に聞く面白い話が、こんなにも私を慰めてくれるとは思いませんでした。
帰りに桂吉弥さんの「千早ふる」のCDを買ってきました。
これを聴いてまた来週から頑張るぞ!
多分すずしくなって、甘いものが美味しくなります。ぜひいらしてくださいね!
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