おはようございます。
選挙の結果を引きずって1週間。
自分でもびっくりですが、ほぼ毎晩、夢に政治家が出てきて嫌な気持ちで朝を迎えています。
投票率のわるさ、若者は自民党支持だとか、若者は投票しなかった、とか言われています。そこも気になりますが、私はやはり、自民党の総裁選が大きかったと思っています。
あれだけ、毎日毎日自民党の有力者がテレビに出て政策について話していて、岸田首相の政治姿勢は広く国民に知られることになりました。
その後、前々首相の横やりで態度を変えているのですが、それについては大してニュースになっていないから、政治に興味の薄い人は知らないでしょう。
なんと、テレビに関しては衆院選より、自民党総裁選に費やした時間のほうが長かったそうです。投票できる人は自民党員に限られるのに。
関西で維新が大勝したことも、関西では知事や市長が毎日のようにテレビが出ているらしいから、テレビのコマーシャル効果は大きいのでしょう。しかも、広告費はかからない。
そして、あれほど「分配なくして成長なし」「新しい資本主義!」と言っていたのに、まだ給付金について決められていない。
原発を止めることにも、核兵器禁止条約へサインすることにも後ろ向きです。
家計第一と話していた国民民主党と、身を切る改革、セーフティネットを訴えていた維新が「憲法改正!」を叫び始めました。
いつの間にか、与党と準与党がすごく大きなボリュームになり、野党はさらに弱くなってしまいました。
私は騙されたと思っていいと考えています。
たしかに、野党共闘が自公政権に比べてインパクトが小さいことは感じています。
だけど、今のこの国が、これ以上格差が拡がっても良いのでしょうか。
あれよあれよという間に、経済大国とは呼べない状態になってしまって、限られたパイを奪い合うような状況になってしまっています。例えば、かつてのトヨタカローラや、ホンダのフィットのような世界的に売れる商品が今あるでしょうか。
働ける年代の人口が少なく、子どもも増えない、外国の方に入っていただくよりやっていけない(のに、移民は許さない(涙))、だからより多くの人が今より経済的に安心して暮らせるような土台を作って、子どもたちには広く高いレベルの教育を受けてもらう。
そうやって体力をつけて、また貿易で利益を上げられるような国になるべきなのじゃないか。
この国に住んでいる人のうち、憲法改正をいち早くやってほしい、と望んでいる人がどれだけいるのでしょう。
いのち、暮らしへの不安を何とかしてほしい、税金の無駄遣い、不公平をやめて欲しい、と感じている人が殆どなのではないでしょうか。
こんな話、はっきり言って暑苦しいし、うっとおしいな、と思うんですが、やっぱり伝えていきたいです。
明日、明後日のラインナップ。
栗のお菓子今週後半は強めに焼きたいです。