ricetta della vita

イタリア料理教室「COMODO」主宰 
美味しい話をしましょう

外国人と和食を食べよう! その5

2015-08-01 | 和食
やっててよかったイタリア語!

そうです、今回のゲストはイタリア人ゲストでした~!!!


食事は受け入れられるだろうか、床磨きに抜かりはないかと、前回までと比べると別の意味で気を使った、かもしれない(^^; なぜなら、自分の住んでいる地域が一番好きで、食に関しても超がつくほどの保守的な人たち。口を開けばそれ半径何kmの話(笑)!というくらい狭いコミュニティが大好きなわが町ラブ指数が世界一な国民性!!!さらに、とにかく家の中は完璧なくらいピカピカ、それがイタリア人ですから!!!


ということで、どんな方がいらしたかというと、イタリア北部、フェッラーラからの熟年ご夫婦。初めて日本にやって来た控えめで落ち着いたおふたりでした。ヘルプで来てくれたYちゃんと私はイタリア語で、maritoは英語で会話もスムーズに運んだよ~(^^)

メニューはこちら
 *冷奴(薬味:おろし生姜、茗荷、大葉、ネギ)
 *枝豆
 *コーンスープ
 *ゆでトウモロコシ
 *鯛の昆布締め
 *なすと万願寺ししとうの味噌炒め
 *蓮根の明太マヨネーズあえ
 *中華風サラダ
 *カツカレー
 *お茶、大福



まずはビールに枝豆、冷奴と、“夏の定番”からスタート。薬味も少しずつ乗せて。生姜は味が強いと言ってましたね。コーンスープに砂糖入ってるのと聞かれましたが、いえいえ、コーン、塩、牛乳のみですよと説明。ゆでたトウモロコシも完食!すばらしいじゃないですか!!!


続いて、乾いた状態の昆布をお見せして少し食べてもらう。“昆布締め”ってなんのことか理解してもらえるように!昆布に挟んで寝かせるという作り方も興味深げに聴いてもらえた。ご主人が一番気に入って食べていたのが「なす」!味噌味はどの外国人に出しても高評価です!外国人との食事に迷ったら味噌味間違いないですよ!!!


農業関係の研究者(おそらく)をしているご主人は、蓮根をご存知で、明太マヨネース味も難なくクリア!サラダに入れた春雨のことは、「これは日本のパスタだろう!」って!ジャガイモから作っていると説明したところ不思議そうな表情を浮かべていた。日本のカレーも気に入ってもらえたようです!


奥さまの体調がいまひとつでね、前日に飲んだ飲み物に氷が入っていて、それがお腹を刺激してしまった模様。。。申し訳ないわ。日本じゃ氷が入ってるのが当たり前なんですよ!慣れてないとそういうこともあるのね(前回のお客様も前日にデパ地下で試食した餃子でお腹をこわしたとか、2回目のお客様も昼間にラーメン博物館で食べてきたからお腹あまり空いていないとか、、、みなさん、体調整えてきてほしいです)そう考えると、日本人は出されたものはきっちり全部平らげるし、なんでも食べるし、どこの国の料理でも平気でチャレンジするし(笑)食い意地が張った超がつくほどの雑食民族だよね


フェッラーラへの郷土愛にはやはり圧倒されたけど、古き良き日本を堪能してイタリアに帰られたおふたり。器やお皿にかなり興味を持たれていましたが、どこかで買えたかな~?今度はフェッラーラへ行って再会したいものです!!!

おまけ
お茶を入れるところをビデオモードで撮影されちゃいました(^^; その動画、どなたが見ることやら…!!!!!