Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

佐伯周子8月3日シューベルト全曲第19回当日券あります(No.2488)

2016-08-02 21:13:10 | ピアニスト・佐伯周子

佐伯周子8月3日シューベルト全曲第19回当日券あります


18:59来場で充分間に合います。「プレトーク」は私高本が行います。「アンゼルム・ヒュッテンブレンナーの功績」を中心にお話し致します。

シューベルト「初の大ヒット作品=悲しみのワルツ」1818.03作曲


「糸を紡ぐグレートヒェン」D118,「魔王」D328,「竪琴弾き」D478-480,「さすらい人」D489,「死と乙女」D531,「ます」D550 などの名リートをシューベルティアーデの仲間には披露していたシューベルトだが、楽譜の出版も出来ていないし、オペラ作曲の依頼も無かった。友人たちは名リートをウィーンの楽譜商に売り込もうとしたが、ブライトコプフも(始めは)ハスリンガーも鼻にも掛けなかった。無名だったからである。
転機は意外な曲となった。作曲時は「ドイツ舞曲」の題名だった「悲しみのワルツ」D365/2である。アンゼルム・ヒュッテンブレンナーが大絶賛した様子で彼への献呈譜のみ日付が入っている。シューベルト舞曲自筆譜に日付書込みは4曲のみなのだが、その最初に当たる。
ヒュッテンブレンナーの大絶賛の耳は正しく、出版もしないのに20万人都市=ウィーンの至るところで演奏されるようになり、「悲しみのワルツ」の愛称も付いた。「流行歌のワルツヴァージョン」誕生である。
「悲しみのワルツ」がウィーンで大ヒットすると、オペラの委嘱が相次いだ。「双子の兄弟」D647(1818年末-1819.01作曲,1820.06.14初演),「魔法の竪琴」D644(1819-1820作曲,182008.19初演)である。「オペラを上演経験がある作曲家なら」と言うことで「カッピ&ディアベリ社」出版の話は1821年3月以前に決まっていた。「ディアベリ変奏曲」D718を「魔王」出版前に提出しているからである。
「魔王」作品1 を1821.04.02に出版して以降は、ベートーヴェン生前の1825年に既に「楽譜出版社からの収入」で上回っていたほどである!

長調と短調の色彩感が交錯する「未完成交響曲」D759 と「悲しみのワルツ」D365/2 を世に広めた男=アンゼルム・ヒュッテンブレンナー


この2曲にははっきりした共通点がある。長調と短調の色彩感が交錯することである。シューベルティアーデの仲間と踊るための舞曲は、明るい曲想だった。「悲しみのワルツ」は明るく開始するが9小節目から翳りを見せる。これが「悲しみ」の愛称が付いた原因。
アンゼルム・ヒュッテンブレンナーの名前は、「未完成交響曲」を1865年まで隠し持っていたことばかりが強調される。だが、「未完成交響曲」作曲自体がアンゼルムが住んでいたグラーツでの1821年9月の演奏会が好評であり、その演奏に加わっていたアンゼルムが会員を務めていて後に会長になるシュタイアーマルク音楽協会の名誉会員に推挙しようと動いた可能性が極めて大きい、とマーティン・チューシッドは考えている。
1818年秋にアンゼルムが故郷グラーツに引っ越し永住するが、その前は互いの作品を評価しあう仲間であり、イ短調変奏曲D576 はアンゼルムが出版する前にシューベルトが完成させている。シューベルトの高評価が出版に踏み切った原因の可能性が高い。以前には、「ます」D550などのリートの筆写譜をもらっていたのだが、「悲しみのワルツ」の人気を見抜き、世に出した功績は「未完成交響曲」に優るとも劣らない活躍と感じる。
アンゼルムはシューベルトの地位向上に努めた。その返礼として書かれたのが「未完成交響曲」だったようである。「さすらい人」幻想曲の注文が来て、意欲が萎えたのが未完成になった原因と考えられるが、完成した2つの楽章はアンゼルムに送ったのである。後半は「シュタイアーマルクで初演の話が出たら作曲」のつもりだったかも知れない。「水上の霊たちの歌」D714 のように。

ベーレンライター新シューベルト全集の素晴らしい編集方針


「自筆譜&筆写譜の舞曲」のみを「自筆譜や筆写譜の通りの組み合わせ」で出版したのが「第1巻」、ベーレンライター新シューベルト全集のみの快挙である。例えば、本日演奏する「悲しみのワルツ」は、作品9で印刷された曲と「1小節アウフタクト」「9小節アウフタクト」が異なっている。自筆譜版の楽譜が市販されたのは新シューベルト全集のみである。
D511+D365/3 が一緒の楽譜であることは、ヘンレ版にもウィーン原典版にもブライトコプフ旧シューベルト全集を開いてもどこにも書いてない。ベーレンライター新シューベルト全集のみなのだ。また、『モーリス・ブラウン手書き譜番号 Brown,Ms.』 を校訂報告に明記してあり、文献との照合に極めて便利。
スケルツォ変ロ長調D593/1が初版以降、全ての楽譜が改竄され歪められていたことも新シューベルト全集からである。

ベートーヴェンへの尊敬の念、シューベルト自身の中期の傑作2作品を発展させた D960


D960 は綿密なスケッチを最晩年1828年4月頃から構想を練っていた。自身の中期の上り坂を駆け上がった2作品、作曲順に、男声8重唱曲(ヴィオラ2本+チェロ2本+コントラバス1本伴奏)「水上の霊たちの歌」D714(1821.12作曲,1821.03.07ウィーン・ケルントナートーア劇場初演)と「さすらい人」幻想曲作品15 D760(1822.11作曲,1823.02.24出版)と、前年に亡くなっていたベートーヴェンの最後に作曲されたと伝わる弦楽四重奏曲第13番作品130の新しい終楽章を手本にした。
「水上の霊たちの歌」D714はチェロを2声で作曲した初めての曲であり、8重唱もこの作品のみである。前年1820.12に着手したのだが、未完スケッチとなってしまった稿を完成させ、3ヶ月後の初演に至らしめた。低音で微妙に移ろう音色の動きを再現した。「さすらい人」幻想曲D760は、『循環ソナタ形式』の成功作であり、器楽大型曲の初の出版に至らしめた。循環ソナタ形式と音の動きの少ない主題と第2楽章=意表を突いた嬰ハ短調を手本にした。
ベートーヴェン弦楽四重奏曲第13番変ロ長調作品130の新しい終楽章からは、変ロ長調調性と冒頭の「ハ短調の属七和音仮借」を手本にした。最晩年の作曲技法にて、1820-22頃よりもさらに説得力の高い曲に昇華した。

「遺作3大ソナタ」中、「明らかな循環ソナタ形式」と「静寂さ」を併せ持つ D960


第1楽章開始、第1楽章終結、第2楽章開始、第2楽章終結、第3楽章開始、第3楽章終結、これ全てがピアニッシモ(第2楽章終結に至ってはピアニッシッシモから dim するほど!)で第4楽章開始もfp。曲全体を静寂さが支配している曲である。
Molto moderato で47小節もある第1楽章第1主題は第8小節に出現する「低音の pp トリル」は囁きかけソナタの性格を方向付ける。そして長いだけで無く音域の巾も広大で ff までに拡大する。第2主題も pp で開始され、第3主題は p で開始される。だが呈示部繰り返しで ffz で「低音トリル」が轟くのだ。D960 は呈示部繰り返しを省くと、全くシューベルトの意図しない構造物になってしまうのだ。展開部で「低音トリオは pp で2回、その後 ppp で3回」囁き、再現部に入る。再現部で「低音トリルは ppp」となるほどの静けさ。
第2楽章は全楽章でも最も静寂。f までしか音量は上がらない。多くのピアニストがこの楽章の「緊張感溢れる静寂さ」を表現できず膨らんでしまうのだ。第3楽章はわざわざ「繊細に」と指示がある。だが、トリオの最後では、第1楽章呈示部繰り返しにだけ現れた ffz が p の中に唐突に出現するのである。
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佐伯周子ベーレンライター新シューベルト全集次回2016.08.03(No.2475)

2016-03-03 23:48:56 | ピアニスト・佐伯周子
 う~ん、曲目に間違いがあるんだよね(爆涙

◎D980D → D980B

が正しい。私高本は猫頭なので、チェック出来なかったんだよね(泣
 B も D も判らない悪筆だし、、、



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佐伯周子シューベルト演奏会第19回予告(No.2457)

2016-02-09 20:16:01 | ピアニスト・佐伯周子
  次回は今年8月3日(水)19:00東京文化会館小ホール、ベーゼンドルファーインペリアル使用、調律ビーテックジャパン村上公一。曲順未定だが、新シューベルト全集の推定作曲年代順に並べると次の通りになる。

  1. 1815-18年の8つの舞曲集と2つの小品



    1. 12のレントラーD681


    2. 8つのレントラーD378


    3. 3つの2つのトリオ付きメヌエットD380


    4. 6つのエコセーズD421


    5. 2つのレントラーD980B


    6. 2つの舞曲D511+D365/3


    7. ヒュッテンブレンナーの主題に拠る13の変奏曲イ短調D576


    8. スケルツォ 変ロ長調D593/1


    9. トリオD610


    10. 「悲しみのワルツ」D365/2



  2. ピアノソナタ第21番変ロ長調「遺作」D960


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佐伯周子シューベルト室内楽特別コンサート報告(No.2452)

2016-02-05 02:13:48 | ピアニスト・佐伯周子
 ご来場頂き誠にありがとうございました。アンコールは ピアノ3重奏曲変ホ長調第3楽章スケルツァンドの「トリオ → スケルツァンド主部」でした。


  ・・・ここからは、私高本の呟き。


D408 も D934 も D929 も、私高本56年の人生で「聴いたことの無い集中力と開放感が解き放たれた名演」


だった、と感じた。曲の魅力も含めると、ピアノ3重奏曲第1番変ホ長調作品100D929 が最も魅力的だったが、前半の幻想曲ハ長調D934 も ヴァイオリンソナタ第3番ト短調D408 も説得力高い魅力的な演奏だった。何故か?

小森谷巧X佐伯周子X渡部玄一 は、「ピアニッシモをシューベルト & ア-ティキュレーション の指示通りに貫徹する」が最大の魅力!


 これ、言う(書く)のは簡単だが、実際に演奏するのは極めて困難なのだ。「Allegro vivace」と書かれた楽章を「シューベルトの指示通りで演奏し続ける」のは、実際に技巧的に困難だし、「Allegretto」と書かれた箇所でさえアンダンテ以下のテンポの演奏が大半を占めているのが実情である(泣

  今回の演奏、特に D934 と D929 は、説得力が圧倒的だった、と感じた。付け加えるならば、D408 は「曲自体の魅力はD929 や D934 の域には達していないが、(録音を含めて)聴いたことの無い演奏だった。

小森谷巧X佐伯周子X渡部玄一 全員に感謝する

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2/4シューベルト室内楽特別コンサート(No.2451)

2016-02-03 23:54:07 | ピアニスト・佐伯周子

2/4シューベルト室内楽特別コンサート当日券あります


 「渡部玄一 のプレトーク」を聞きたい方は、18:34までにお越し下さいませ。演奏だけでOKな方は19:03までにお越し下さいませ。仕事などで遅れる方は、できれば19:18までにお越し下さいませ。後期作品2曲は聴くことが出来ます。


  本日の合わせを聴いたのだが、

「シューベルト最後の1年の器楽曲」の集中度の異様な高まり = ピアノ3重奏曲変ホ長調op.100 D929 が発端


を強く感じた。「冬の旅」第1巻(第12曲まで)を作曲完了した後に手を付けた器楽曲が、このピアノ3重奏曲変ホ長調。「トレモロの効果」とか「フォルテのチェロの低音トリル」とか『響きの豊かさ』を増す作曲法になっていることが鮮明なのだ。


  もし、ピアノ3重奏曲変ホ長調op.100 D929 が「無かったら」、『死直前1年の全ての器楽曲』が産まれなかった可能性が高い。(交響曲第8番「グレート」は1825年の作品なので除外して(推定順で)

  1. 「わが挨拶を送らん」幻想曲ハ長調D934


  2. 即興曲集D935


  3. 連弾の為の幻想曲ヘ短調op.103 D940


  4. 楽興の時op.94 D780/1,2,4,5 & D946/3


  5. ピアノ小品D946/1&2


  6. ピアノ連弾の為の小品D947&D951


  7. ピアノ3重奏曲変ロ長調D898


  8. 弦楽五重奏曲ハ長調D956


  9. ピアノソナタ第19番ハ短調D958


  10. ピアノソナタ第20番イ長調D959


  11. ピアノソナタ第21番変ロ長調D960



 これらが無かったら、「シューベルト器楽曲評価」は愕然とするほど低いよね(泣
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佐伯周子シューベルト演奏会第18回(No.2437)

2016-01-05 23:56:31 | ピアニスト・佐伯周子

当日券あります 佐伯周子 1/6 シューベルト


  当日券発売は 18:20 から。尚、2/4 との連続券も当日ご購入頂けます。

演奏曲順決定!


  佐伯周子が吟味を重ねた結果、以下の通りに決まりました。

(1)作品番号無しで生前出版されたピアノ曲全15群


(1-1)「ディアベリ変奏曲」ハ短調 D718(1821.03作曲,1823.06.09出版)
(1-2)「吟遊詩人の嘆き」変イ長調 D780/6(1824.12.09出版)
(1-3)ワルツ 変イ長調 D978 3/4 26小節(1825.12.29出版)
(1-4)「ロシア風の歌」ヘ短調 D780/3 Allegretto moderate 2/4 54小節(1823.12.19出版)
(1-5)2つのレントラー D366/6 + D146/2 3/4(1824.02.21出版)
第1番 ハ長調 24小節 第2番 イ長調 16小節
(1-6)ドイツ舞曲 ニ長調 D769/2 3/4 16小節(1823.12.19出版)
(1-7)トリオ付きドイツ舞曲ニ長調 D779/8 + D779/9 3/4 16+16小節(1825.02.07出版)
(1-8)2つのワルツ D980 3/4(1826.12.23出版)
第1番 ト長調 24小節 第2番 ニ長調 16小節
(1-9)ワルツ ト長調 D979 3/4 16小節(1826.12.23出版)
(1-10)3つのエコセーズ D781/4 + D782 + D781/7 2/4(1824.02.21出版)
第1番 ト長調 16小節 第2番 ニ長調 16小節 第3番 ト長調 16小節
(1-11)ワルツ ハ長調 D980D 3/4 16小節(1828.01.26出版)
(1-12)3つのドイツ舞曲 D971 3/4(1823.01.10出版)
第1番 イ短調 16小節  第2番 イ長調 24小節 第3番 ホ長調 24小節
(1-13)ワルツ 変ホ長調 D366/17 3/4 16小節(1824.12.22出版)
(1-14)コティヨン 変ホ長調 D976 3/4 24小節(1825.12.29出版)
(1-15)「グラーツのギャロップ」ハ長調 D925 2/4 24小節(1828.01.05出版)


(2)ピアノソナタ第10番 嬰ヘ短調 D571 + D570 バドゥラ=スコダに拠る補筆完成版使用(1817.07作曲)


第1楽章 Allegro moderato 嬰ヘ短調 2/2 ソナタ形式 141(+101)小節
第2楽章 Scherzo : Allegro vivace ニ長調 3/4 3部形式 41+30小節
第3楽章 Allegro 嬰ヘ短調 2/4 ソナタ形式 173(+128)小節

(3)ピアノソナタ第20番 イ長調 D959(1828.09作曲)


第1楽章 Allegro イ長調 4/4 ソナタ形式 357小節
第2楽章 Andantino 嬰ヘ長調 3/8 3部形式 202小節
第3楽章 Scherzo : Allegro vivace イ長調 3/4 3部形式 79+34小節
第4楽章 Rondo : Allegretto イ長調 4/4 ロンドソナタ形式 382小節

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佐伯周子シューベルト演奏会(No.2436)

2016-01-04 23:58:36 | ピアニスト・佐伯周子

練習を聴いている限りだと、D959 が名演になる! と思われ


  イ長調ソナタって、こんなに素晴らしい曲だったの? と思われる演奏。嬰ヘ短調ソナタとか、15群の「作品番号無しで出版されたピアノソロ曲」の演奏は「どないなっているんや?」って感じ。
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佐伯周子シューベルト演奏会第18回(No.2435)

2016-01-04 23:14:18 | ピアニスト・佐伯周子

済むか? リンク先??


 多分、リンク先無理w

 演奏はいいぞw
 
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シューベルト室内楽特別コンサートの告知(No.2425)

2015-10-29 16:39:04 | ピアニスト・佐伯周子
 来年2月には室内楽コンサートを行います。
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佐伯周子シューベルト完全全曲演奏会第17回告知(No.2424)

2015-10-27 23:43:33 | ピアニスト・佐伯周子
 お待たせ致しました。1年ぶりの 佐伯周子 のシューベルト完全全曲演奏会になります。お待たせした原因は全てマネジャー = 私高本 が原因です><

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佐伯周子無料ガレリアコンサートのお知らせ(No.2419)

2015-04-30 23:49:35 | ピアニスト・佐伯周子

佐伯周子 2015年5月13日(水)12:00-13:00サンブリヂ汐留 ガレリアコンサート のお知らせ

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佐伯周子ベーレンライター新シューベルト全集に拠る完全全曲演奏会第16回(No.2414)

2015-02-06 23:45:30 | ピアニスト・佐伯周子
 昨日は日中雪の振る悪天候の中、『佐伯周子ベーレンライター新シューベルト全集に拠るピアノソロ曲完全全曲演奏会第16回』にご来場頂きありがとうございました。アンコールは 楽興の時第3番作品94/3 D780/3 でした。次回は 2016年2月4日(木)会場は同じく 東京文化会館小ホールです。
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佐伯周子ベーレンライター新シューベルト全集に拠る完全全曲演奏会(No.2413)

2015-02-04 21:33:32 | ピアニスト・佐伯周子

 明日の演奏会は、楽しみだ。

  1. ピアノソナタ第1番ホ長調D157最終稿(=第2稿)完成版世界初演


  2. 行進曲ロ短調D deest(1822.09)日本初演



が目玉。本日のリハーサルを聴いたが、ソナタの第2楽章以降(= 第4楽章まで)は圧巻! また、行進曲ロ短調D deest の演奏は、(連弾曲D602/1 の数多くの録音と比較しても)素晴らしい。

当日券あり。18:20発売開始。18:19 に来場で充分大丈夫。プレトークは、私高本が行う。佐伯周子は演奏に専念


 以上が本日決定した。プレトークには『特別資料』を付ける。『佐伯周子 ベーレンライター新シューベルト全集に拠るピアノソロ曲完全全曲演奏会』にて初めて。ご来場の皆様の(おそらく全員の)意表を突く資料だろう。

佐伯周子シューベルト完全全曲演奏会 の方針がはっきりわかる資料


であることは断言する。
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黒川侑X佐伯周子リサイタル 当日券あります(No.2404)

2014-12-14 23:48:44 | ピアニスト・佐伯周子

黒川侑X佐伯周子リサイタル 当日券あります




立体的に3次元に構築される 黒川侑 X 佐伯周子 のシューベルト&フランク


 本日、リハーサルを聴かせて頂いた。信じられないほど、『立体的』な構想を実現していた。フランク は「名曲中の名曲」だし、シューベルトは生も録音も聴き込んでいるのだが、これほど立体的な解釈は活目した!
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佐伯周子ピアノリサイタルのご案内(No.2403)

2014-12-05 14:39:56 | ピアニスト・佐伯周子
 

当日券あります。直接ご来場下さいませ。

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