2009年11月 ボストングランドピアノ「だけ」ヨーロピアンピアノに変身(No.2610)

「積層響板　＋　ヨーロピアンピアノ　リム」　＞　「1層スプルース響板　＋　アメリカピアノ　リム」

2007年エセックス発売時に判明したことである。直ちに、スタインウェイ社　は方針転換を図る。

---

2009年11月、【グランドピアノ】ボストンピアノ『パフォーマンス・エディション』のご紹介｜島村楽器 ピアノセレクションセンター
ボストン　が「パフォーマンス・エディション」新発売の唯一の意味あるページも島村楽器！　（パフォーマンス・エディション　II　では無いので要注意）
リンク先を読んで頂きたい。

1. 響板変更無し
   
2. ハンマー変更無し
   
3. アクション変更無し
   

ボストングランドピアノが、内リム　メイプル38mm　＋　外リム　マホガニー　で　ヨーロピアンピアノに変身

これでわずか10万円値上げ
どう考えても「原料高」分より値上げ巾が小さい。（工賃も相当時間増えるハズ）

ちなみに、ヨーロピアンピアノに変身したのはグランドピアノ「だけ」である。アップライトピアノはアメリカピアノのままｗ

ボストン「パフォーマンス・エディション」　＝　「ハイ　コストパフォーマンス・エディション」の意味

それまで「割高」と呼ばれていたボストンピアノが「割安」になった！

ボストン156PEII(230万円)　がヤマハS3X(186cm, 480万円)や　カワイSK-3(188cm, 350万円)　より「鳴る」

これは「ハイ　コストパフォーマンス・エディション」でしょ！

標的はヤマハだけでは無い。

ボストン156PEII は、ベヒシュタイン・アカデミー160(554万円)　よりも「鳴る」、半額より遥か下の価格で

スタインウェイ「ワイドテイル響板」は強力。ベヒシュタイン・アカデミー160　は弾いたこと無いが、ベヒシュタンL167　は弾いたことがある。アクションが「183cm未満の普通の弾き難いアクション」だった。「ベヒシュタイン・アカデミー160アクションが、ベヒシュタインL167　より良い」はあり得ない。寸法が短いし。

ベヒシュタインを弾く前に - ベヒシュタインジャパン公式サイト
ベヒシュタインHPである。

＜引用＞
音の減衰が比較的速い
この点は、他社、特にスタインウェイと比較されると明らかです。というのは、ピアノが20世紀に完成される過程(1860～70年)で、スタインウェイをはじめとする各メーカーは音量を追求する数々の工夫をしたことに対して、ベヒシュタインは、より音楽的な上述の2項目を重視したからです。
＜引用完＞

「ベヒシュタイン鳴らない宣言」ベヒシュタインジャパンが公式発表

スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ブリュートナー
1860年には3社とも設立されていた。音色は異なるがコンサートグランドピアノが「鳴る」。セミコンサートグランドピアノ以下の寸法は音量は下がるが「鳴る」。スタインウェイの「ワイドテイル」はベーゼンドルファーなどライバルよりも「鳴る」狙い。音量は

スタインウェイB(211)　＞　ベーゼンドルファー225

佐伯周子が選択した通り。だが充分に「鳴る」ベーゼンドルファー225。ブリュートナーはドビュッシーが入手してからピアノ名曲続出した逸話が超有名。ジョン・レノンが弾いていたことも超有名。

ワイドテイルのボストン156PEII　が　「鳴らない宣言」ベヒシュタインL167 より鳴るか？　は未確認

ベヒシュタインL167は、ベヒシュタイン・アカデミーではないよ。「ベヒシュタイン」ブランド＝ファースト・ライン。響板面積は多分ベヒシュタインL167の方が広いのだが。あぁ、ボストン163PEII　買えば、響板面積ボストン163の方が広いのか、、、

ボストン156PEII(230万円)が　ベヒシュタインL167(1040万円)より「鳴る」ならば超ハイ・コストパフォーマンス

だよね。あぁ、ボストン163PEII(250万円)ならば、響板面積が、、、（以下略）