詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

マスコミの一斉沈黙という気狂い国家! 司馬遼太郎 日本の神々

2015年04月25日 | 気狂い国家
『モーター・サイクル・ダイアリーズ』ー<a href="http://gyao.yahoo.co.jp/player/00998/v00307/v0000000000000000767/?list_id=2031943

">『ここ』</a>


1. ドローンみたいなのを使って、政府にとって都合の悪いものを撮影されたら困るので、それの規制強化をする。 2.世間に、反原発はテロリストで、危険分子だと言う印象付けをする。 3.都内で放射線量が高いところは、放射性物質が置かれたり埋まっていたりする場所に限る、と印象付けする。
 
@mikoyan1213 官邸のドローンの件。『マッチポンプ』じゃ無いの?マスコミの大騒ぎ具合を見ても。そうそう。メーソンの広報誌、エコノミストの表紙にもドローンがあったよね。ドローンで様々な工作するって事じゃないの?
 
@goubuku_fudou マスコミの一斉沈黙という気狂い国家!
俳優萩原流行が警察車両に当て逃げされて殺されたのに、どのマスコミも見事なまでに何の報道もしない。民間人が何かすれば、隣近所から親戚にまで…押しかけて叩きまくるくせに、警察や公務員には何もしない糞マスコミ!
 
 
日本の宗教・歴史・文明についての対談&司馬遼太郎への追悼文が中心の本だが・・司馬遼太郎の入門書としては最適の本かもしれない。
死の直前の彼は「日本はもう駄目だ」というのが口癖だったらしい。
ただ希望は持っていたらしい。
一つは、晩年の口癖のオランダ型の「土地の公有制」であり・・
もう一つは日本の伝統的な「華厳の哲学」だったらしい。

《世界の組合員になる気なら、日本は文明の責任をもたざるをえない。それをやるだけの哲学があるか。司馬さんは、それがある、という。唐突のように思われるだろうが・・と言いながら、司馬さんは華厳の哲学が牢固としてある、と言う。》
《華厳の哲学というのは・・
いまは俗哲学として日本人の血肉のなかに入っています。キリスト教のような絶対者がいる思想ではなく、世界を相対的なものとして、それが光明の根源に総和されているという考え方です・・
万物は、お互いさまという思想です。みな関連しあって、小は原子や分子レベルから大は宇宙にいたるまで、すべてがお互いのおかげで生かされている、という考え方であります。》

僕の十数年来の「四要素論」のような思想と思うが・・さらに付け加えるならば、素粒子も宇宙も生命の極小&極大世界の遺伝子も進化・人間社会も、類似したフラクタルな構造を持つ四つの要素で成り立っていると言うべきだろうと思う。
なお、日本が精神として、文明の基準となることには悲観的だったようだ。
《ここ当分(おそらく半世紀以上)自由と人権が文明の基準であろう。主役はまだ無理ではないか》

一万数千年続いた最古の土器文明では、日本列島はまさしく文明の主役だったし・・現在でも、多くの物づくりや公害防止の分野やアニメや食文化(特に発酵醸造)や平和憲法等では、世界の最先端を走っているのではないかと思う。
自由と人権では、先進国どころか・・世界でも最低ランクの国だけど・・
 

「日本の神々」谷川健一(岩波新書)という本を読みながらふと思ったのだがー天照大神という神道や天皇制の中心の神もまた・・日本列島先住民のシャーマン的な巫女の伝統を受け継ぎ、換骨奪胎・変質させながらも・・キリスト教におけるマリアの処女懐胎とも共通しているのではないのだろうか?

「日本書紀」の伊勢神宮の起源のヤマトヒメの部分はー神を背負って歩く東北の「あるきみこ」や、南島の巫女がシャーマンの修行中にツヅの神(カン)という守護霊を得る過程と全く同じ。「照る」という字のつく巫女や神女の命名が多いのも、古代日本と沖縄に共通。

処女懐胎についてはーもともとが日の妻・太陽の妻であったらしい天照大神や
鹿児島の大隈正八幡や、古事記のアメノヒボコの話や・・
(天皇制の儀式と沖縄の祭りでのノロ等の儀式ともほとんど同じだけど)
特に多いのが南島の奄美の島々というのは何故なんだろか?

詩  ナイフのように

2015年04月25日 | 

今日もまたナイフのように生きてしまった
流れいく雲のように
川のようにただよっていたかったのに

ナイフのようでいて
ナイフのような切れあじではなく
そんな欠落をものともせずに

子猫たちは自分の尻尾に
子犬たちは自分の影に噛みつき
人間はとおい夢の切れはしにしがみつく

人生なんか
ただただ好きなように
塗ったくればいいだけなのに


沖縄と北海道の本

2015年04月25日 | 四要素論

昨日の昼休みに再読したのだが、沖縄の伝統・歴史・文化・宗教についてほんとうにわかりやすく書かれている本だと感じた。

東立(あがりた)ち雲(ぐむ)や
わが妹神(うない)でむね
引かぎやたぼり
妹神(うみない)がなし
  ー東のほうに湧く雲は自分の妹神(うない)だ。引き上げたまえ、尊い妹神よー

《姉妹が兄弟の守護神であるという信仰は南島にひろく見られる。兄弟が船旅に出るとき、姉妹は髪の毛や手拭を贈って航海の安全を祈った。・・小野重朗は 「おもろさうし」に恋歌が少なく十三首しかないがあ、そのうち六首までが、オナリとエケリの恋を主題にしたものであるという・・》

今頃が一番、僕の大好きな凍雪の季節の・・北海道を理解するための一冊は結構難しい。
僕自身が独断と偏見で選ぶ一冊はー生まれ故郷に近いせいもあって・・伏字だらけの小林多喜二の小樽での労働争議や拷問等を扱った「19○○・・」(詳しい題名はちと忘れた)という小説だ。
開拓の苦労については「約束の土地」が面白かった。
もちろん北海道・本州北部・千島列島・樺太の先住民族のアイヌ民族のユーカラも欠かせないけど,tekiyaの本もいい!