首脳会談に先立ちワシントンで開催日米防衛協力官僚2+2会合で18年ぶり『新ガイドライン改定』が合意。「自衛隊を地理的制限なく地球規模で海外派遣」と米評価。大統領副補佐官「日米同盟はより強固」と歓迎。日本では国会未承認、法案以前に既成事実化→より属国化。属国の軍隊自衛隊が宗主国のために侵略戦争に加担を強制!もはや亡国か独立か・・
◆ムッソリーニの経済政策の中で特徴的なのは、日本を含めて世界中のファシスト右翼は、私利私欲の輩や誇大妄想的気違いばかりだが、ムッソリーニには稀有の理想家的資質がある点だ ーその点では、米国と高給官僚層と財閥財界に抹殺された田中角栄が、ムッソリーニによく似ている。現在最も必要な政治家のタイプではあるまいかと思う。
その業績はー ①日中国交回復→日本にとって必要なのは侵略とテロ暗殺 ばかり米国ではなく中ロ②自衛隊を戦争ではなく防災や道路建設に利用→「災救隊」の原型③石油食料の安定供給優先④交通網道路網の整備⑤福祉充実
ムッソリーニのより具体的政治はー (1)高速鉄道網という社会インフラの整備ー日本ではすでに飽和状態なので、ヒトラー的な無料高速道(アウトバーン)という誰もが無料で使える公共財が必要!出入り口を増やすことでの経済効果と安全性は数段アップ。地方再生は、高給官僚等に略奪されてしまった高速道の公共的な地方所有なしには不可能!
(2)マフィア絶滅→日本では税金半分が雲散霧消するカルトやそれ以上に質が悪い公務員官僚対策が不可欠!欧米のように、遵法意識の強い政治家を代表として選ばねばならない!
(3)労働組合主義等の現場重視と最低賃金の大幅増→スペイン同様に労働組合主義やアナキズム等が南欧では伝統的に強い。その点では労働組合がすっかり骨抜きにされて、むしろ支配機構の一つと化してる日米とは対称的であり、まだ未来的な展望がある
(4)ユダヤ人に同情的→多くのユダヤ人が救われたので戦後の戦争責任追及はさほど激しくなかった。プロテスタントの英米独とカトリックの強い南欧との違いだろうか・・日本で課題となるのは、たかだか明治中期からの天皇制をいかに廃止して、明治以前の伝統をいかに取り戻すかだろう!