WiFi6は、通信距離が大きく伸びてチャネル数も多く気増えている。そこのWiFi6Eというのが出てきた。
これまでのWi-Fi 6の使用周波数帯は、Wi-Fi5に用いられている2.4GHz帯と5GHz帯を用いるものであった。Wi-Fi Allianceは、これに加えて、Wi-Fi 6Eでは、6GHz帯(5935~7125MHz)を追加した。
この6GHz帯への拡張により、80MHz幅接続時で14本(160MHz幅接続時では7本)のチャネルが追加される。これによりVR/ARなどへの活用が期待される。
基地局(例えば、WiFi6ルーター)とAP(例えばPC)間の通信距離は、出力電波の強度やルーターのアンテナ数や自由空間かなどの環境によって大きく異なるからメーカーも一切ふれていないが、WiFi5の多くの場合、自由空間で2本アンテナのルーターでは20mが精一杯であった。多くは電波出力が数十mWと思われる。FCCの場合、送信電力(空中線電力)の規定が2.4GHz帯で1W、5GHz帯で250mWまで許可されている。日本の技適では2.4GHz帯、5GHz帯ともに送信電力は200mWまでなので、日本メーカーは混信して製品の評価に響かないように自主規制していると思われる。それで海外製で日本規格に合わせたものを選べば、到達距離を数百m迄伸ばせる。WiFi6では通信距離を大きく出来るように機種選択したいもの。
なお、WiFi6をサポートしてPCやルーターはすでに多くの製品が出荷されている。ルーターもWiFi5の高機能版は5千円で買えたが、Wifi6ルーターは2,3倍しているし、PCもセルロン版でWiFi6をサポートしているものはなく10世代インテルCPU だから、高い。新しい時代の情報システムゆえ、効果になるのはやむを得ない。
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