小池女史、それなりの好スタート？

新都知事、都政改革員会とか、まず大きな委員会を2つ作ってスタート。スタッフがいないように見える都知事には、良い始動かと思う。組織を動かすには核となるグループを作りそこを叱咤激励するのが原則だからである。もう一つの課題は、ビジョンの提示である。首長といえども、自治体をどう進めるかどうあるべきか、そのビジョンが不可欠である。

いっぽう、日本の政治家は、ニュースキャスター上がりが多く、首長にも業績を上げているものも少なからずある。その手法は共通していて、委員会を作り、それを上手く活躍させるというもの。しかしながら、その誰もがビジョンを提示し得ていない。これはどの首長にも言えることかもしれないが、ニュースキャスター上がりが、ビジョンもなく、政治家に進出し高得票で当選し、市民に君臨する図式反吐が出る。地道に市町村議員から、責任範囲を広げ、実績を上げている政治家も結構いるが、こういう人にはあまりフットライトを浴びないが、日本人の民度の低さの反映かも。

しかしそれなら、選挙制度を変えて、政策論争が十分にできる期間を設ければ、顔が知れたものが政治家でなんとなく進出できる構図はなくせる。


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