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世界最大の電波望遠鏡で地球外の知的生命体発見の一番乗りを目指す中国

2018年07月06日 15時50分26秒 | 日記

中国は1980年代から科学研究に巨額の資金を投入してきた。そのせいもあって、近年は宇宙人探しの分野でも超大国にのし上がっている。16年には中国南西部・貴州省の山岳地帯で「500メートル口径球面電波望遠鏡(FAST)」の運用を始めている。ただ、注意してその成果が出るのを見守っているがまだ画期的なものは出ていないようだ。

これまでにない感度の望遠鏡で、より遠くのより微弱な電波を受信できる。銀河系外の知的生命の探索や宇宙の起源を探るのに役立ちそうだ。中国科学院国家天文台の研究員の彭勃(ポン・ポー)は、総工費1億7800万ドル以上のFASTが「地球外文明を発見する可能性は既存の装置の5~10倍ある」と、中国国営の新華社通信に語った。

ただ、小さなあちこちにあるアンテナをつないで巨大電波望遠鏡とする干渉計型電波鏡が出てきているので、単体での強大望遠鏡といえども、かなわないかも。

 

 

貴州省の山岳地帯に完成したFAST(500メートル口径球面電波望遠鏡) CDIC-REUTERS

 

そのひとつであるカール・ジャンスキー超大型干渉電波望遠鏡群Very Large Array, 略称VLA)はアメリカ国立電波天文台が持つ電波望遠鏡で、米国ニューメキシコ州にある。宇宙からの微弱な電波を捕らえる等するための施設である。開設から2012年3月までの名称には「カール・ジャンスキー」は含まれていなかった。

オペレーションセンター(Array Operations Center)は、ニューメキシコ州ソコロ郡ソコロにあり、直径25mのパラボラアンテナ27機からなり、一辺が21kmの「Yの字」状に敷設された線路の上を移動させて配置し、観測を行う。

 


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