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原発避難訴訟、国に賠償命じる判決 「予見可能だった」

2017年03月18日 00時40分17秒 | 日記
福島の東電原発事故の原因となった、東北沖地震は、地震研究者だけでなく、古文学研究者の間では予知できたと考えている人が多い。と言うのは、平安時代の西暦869年に起こった貞観地震の津波の跡とか、古文書の記録を見れば明らかだと言う。更に東北沖の地震は周期性があることも知られていた。今まで、福島原発事故は予測不可能とされていたが、福島集団避難に関する訴訟で、前橋地裁は、予測可能であり、自己を回避できたとして東電と国に責任があると言う判決を出した。

東京電力福島第一原発事故で群馬県に避難した人や家族ら137人が国と東電に1人当たり1100万円の損害賠償を求めた集団訴訟の判決が17日、前橋地裁であった。原道子裁判長は、東電と国のいずれについても責任を認め、62人に対し計3855万円を支払うよう命じた。判決は津波の到来について、東電は「実際に予見していた」と判断。非常用ディーゼル発電機の高台設置などをしていれば「事故は発生しなかった」と指摘した。国についても「予見可能だった」とし、規制権限を行使して東電にこれらの措置を講じさせていれば「事故を防ぐことは可能であった」とした。原告の主張をほぼ認める判決となった。




この訴訟に参加していない福島避難者にも補償は適用されるべきであろうし、国や東電は上告しないでほしいと思う。



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