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NASAもテレワークで、火星の無人探査車を自宅から操作

2020年04月22日 20時51分48秒 | 日記
ニューズウィークによると、『NASAもテレワークで、火星の無人探査車を自宅から操作』という。

火星探査車「キュリオシティ」を自宅から管理するNASAスタッフ NASA/JPL-Caltech

<NASA職員も在宅勤務となり、3月20日以降は、チームに所属するメンバーがそれぞれの自宅から遠隔で「キュリオシティ」に指令を送り、管理する体制に切り替えられた......>

アメリカ航空宇宙局(NASA)は、2020年3月20日、米国での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により、緊急時対応フレームワーク「NASAレスポンス・フレームワーク」で最高レベルのレベル4に引き上げ、すべての施設を原則閉鎖し、職員に在宅勤務を命じた。

自宅から遠隔で「キュリオシティ」が岩石試料を採掘することに成功

 

2012年8月6日から7年以上にわたり火星のゲールクレーターを探査している無人探査車「キュリオシティ」の運用は、これまで、カリフォルニア州パサデナのジェット推進研究所(JPL)で管理されてきた。通常の職場環境について、チームリーダーである天文物理学者のアリシア・アルバー博士は「私たちはみな、同じ部屋にいて、画面や画像、データを共有しています。少人数のグループが部屋のあちこちでよく話をしています」と述べている。

3月20日以降は、チームに所属するメンバーがそれぞれの自宅から遠隔で「キュリオシティ」に指令を送り、管理する体制に切り替えられた。2日後の22日には、指令どおり、「キュリオシティ」が「エジンバラ」と呼ばれる地点で岩石試料を採掘することに成功している。

チームでは、通常の職場環境をオンラインで再現するべく、ビデオ会議やチャットを使って、メンバー全員で情報や課題を共有し、意思疎通をはかっている。そのため「キュリオシティ」の運用計画に要する時間が平均で1時間から2時間程度長くなり、「キュリオシティ」に送る指令の数を制限せざるをえなくなっているものの、業務はほぼ通常どおり遂行されている。


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