ぽかぽかと行きましょう

急がず、後れず。自分の歩幅でぽかぽか行くようなブログです。

今日のお色目 8

2006年08月03日 | 色の世界

緑色 

ここは みどりの里、梅雨が明けて緑の濃さが一段と増しました。

夏草、菜園、梨畑 そしてトトロの出てきそうな森や林、 あっ~猫バスが飛んでくる。  緑の間をぬって お空をかけている。

ね。聞いている? 空だよ。 何。 上の空(うわのそら)。

今日は、朝から 玄関脇の「隠れ蓑」の樹を剪定致しましたよ。

枝葉が生い茂って もう大変。 最初は細い樹で瀟洒な たたずまいで有りましたが、三十五,六年もたって、幹も太いところは若い女の子の太ももほども御座いますの。

毎年 この時期に剪定して、すっきりし風通し良く、夏を迎えますのじゃ。 すべすべした柔らかい葉のいっぱいついた枝を落として裸同然。 これでは「隠れ蓑」になりませんわ。

きものの模様に、「宝尽くし文(たからずくしもん)」 と言うのがありまして、おめでたい吉祥文様なんで御座いますが。 ご存知。

お宝いっぱいの模様です。つまり桃太郎が、鬼が島からぶん取ってきた戦利品の山を思い起こして頂ければお分かりいただけるかと存じますって。 ご幼少のころ絵本とか、紙芝居でご覧になっているかな。 いやもう 「アニメしか見てないよ」。

それではどんな物が、お宝かと申しますと、まあ、人間の願望とか欲望を叶そえてくれる便利グッズですぞ。 通販なんかで売ってません!

打てば宝が出てくる「打ち出の小槌」、思いのままになる「如意宝珠」、お蔵や土蔵の「鍵」、砂金や金貨の入った「金嚢」、金を量る「分銅」、祇園社の護符「祇園守り」、仏法の「丁子」や「七宝」などなどの中に、「隠れ笠」、「隠れ蓑」がある。

そこで問題。 何ゆえ、「隠れ笠」や「隠れ蓑」がお宝なのか?

ファイナルアンサー

人間は、透明人間願望があって、他人に見られないで自由に行動したいという思いが「隠れ蓑」に象徴している。

隠れ笠、隠れ蓑を身につければ、防犯カメラなんぞに映ら無い優れものなんだ。 すごいお宝。

「隠れ蓑」ひとつに、こんなに説明しておる間に今日は昨日になってしもうた。 時間の止まる時計を、お宝に加えましょう。

総理は、多事多難の中、漁港にマグロ視にいったとか。

次の総裁選まで、時間よ止まれ!って出かけたんじゃ。

緑のお色目についてじゃった。 そうじゃった。そうじゃった。

緑と一口に言っても、黄緑に始まり自然の植物から付けられた色名がわんさとある。

一つひとつの事は、次に譲って。

草木が緑に色づくことを 日本では「青い」と伝統的に形容、修辞してきた。

青山、青田、青葉、人間も青年、青二才と。

若武者の鎧も、萌黄おどしのと「平家物語」に多出して緑系統の色は、ヤングメンの晴れの武具に使われる色だ。

青信号 皆で渡れば怖くない。 アレー 当然だよな

信号は、青信号でも になってから渡りましょう。

緑は、青とも言う。 どちらも正解。 今日はここまで。

ご苦労様でした。 自分をねぎらってやりたい。

でも、こんなん 誰も読んでくれへんのちゃうか。

コリズニ、またのお越しをお待ちしてます。