ぽかぽかと行きましょう

急がず、後れず。自分の歩幅でぽかぽか行くようなブログです。

赤とんぼ

2006年10月08日 | 日常・身の回り

今日は、久々の快晴。大根畑を赤とんぼが、たくさん飛び交っている。

その 2、3匹がわが庵の庭で羽を休めている。

間近で、赤とんぼの静止の姿を観察。

ただそれだけ。 

あ~ ほかに戦争中の軍歌思い出した。

「~来るなら来て見ろ赤とんぼ、ブンブン荒鷲、ブンと飛ぶぞ。」

たしか、こんな歌詞だった。

そうそう、歌いだしは「見~たか銀翼この勇姿、日本男子が精込めて作って育てたわが愛機 空の護りは引き受けた

来るなら来て見ろ赤とんぼ ブンブン荒鷲 ブンと飛ぶぞ」。

荒鷲は日本の戦闘機、赤とんぼは敵機だ。

回想はまだまだ続く。わが幼少のころだ。

ころんで、ひたいに傷を負って、膏薬を貼っていたので、お風呂に入ると傷口から ばい菌が入ると信じて何日も膏薬を貼ったまま お風呂に入りませんでした。

そんな臆病者の甥っ子をお風呂に入らせようと、とんちのある伯母が替え歌を作って囃したのが、この「荒鷲の歌」。

以下替え歌。

「見~たか あほたれ たこぼうず、チ~とも お風呂に入りません。

そ~れで 足は真っ黒け 指のまたには うじがわく、み~んな 見に来い この足を、ブンブン蝿がブンとたかる」

これを「荒鷲の歌」の曲で、毎度歌われ、甥っ子の蛸坊主はついにお風呂に入りましたとさ。     目出度し、めでたし。

回想は、認知症の予防とか、介護予防に つながるっていうよ。

いや、加齢による繰り言じゃないの。


今日のお色目12・葡萄酒色

2006年10月08日 | 色の世界

11月16日の解禁に向けて、デパートなどの通販予約のダイレクトメールの舞い込む、ボジョレーヌーボーの季節となった。

秋の味覚の色目第三弾は、ぶどう。 先に栗色・柿色をご紹介したが、葡萄色(ぶどういろ)なる色名はなく、葡萄酒色となる。

葡萄酒色・ワインカラーは、秋のファッションカラーとして欠かせない。赤ワインの色は、フランスのボルドーから舟積みされるワインの色が、ボルドーとして色名に定着、一般に暗い赤紫色のこと。鮮明な赤ワインの色はワインレッド。

自分の好みのワインの色をイメージするのでもっと透明感のある色をワインカラーと決めている人もいるかもしれない。

日本では、古来 葡萄色(えびいろ)と称して山葡萄の熟した実の色で暗い赤紫の色が伝統色名であったが、海老色にすりかわってしまった。葡萄の古名が「えび」であったとは、忘れ去られ 「えび」といえば、海老でイセエビの殻の色から、海老色ができてしまったとはお粗末。

文明開化の女学生の海老茶袴の色と、ワインカラーとは別物ということに。 

えびちゃんのことではないよ。 えびちゃんのことよく知らない爺様。