「足もとを掘れ、そこに泉が湧く」 (ゲーテ)
今日は、お彼岸の入りです。
少し風はありますが、温かい日差しに庭に出てのびのびしましょ。
うちで、かみさんが特大のぼた餅を作ってくれました。仏壇に供え皆で頂きました。
おなかも膨れ、春になりましたので、しばらくブログでのぼやき節はお休みにしたいと思います。
どうぞ、世の中、ぼやきや、嘆きを入れたくなるようなこと起きないように願います。
明るく、楽しく彼岸に達しますよう念じます。
久々に、「ニュー・諺(ことわざ)」のカテゴリ投稿。
今日の「ニュー諺」
「渇しても○○の水は飲まず」
○○のなかには、今ならいろいろ入るよね。
元の諺 「渇しても盗泉の水を飲まず」 孔子さまが旅をしていて途中でのどが渇いたので、泉の水を飲もうとなさったら、そこの泉の名が「盗泉」というので、たとえ名前だけでも、身が汚れるとして、その水を飲まれなかった。この故事により、「渇すれど盗泉の水は飲まず」という諺がうまれた。孔子さまって偉い。
○○のなかに、入れる言葉。
ある大臣は、「水道」の水は飲まず。
私達は「ナントカ還元水」の水は飲めない。
「盗泉」に引っ掛ければ「当選」の水、比例にせよ議員に当選して大臣になったからには、ナントカ、カントカ「当選」の水しか飲まない。
「当然」の水は、水道水。
まあァ。孔子さまの仰るとおり「渇すれど盗泉の水は飲まず」が正しいのです。
原文
「渇しても盗泉(とうせん)の水は飲まず、熱けれども悪木(あくぼく)の陰に息(いこ)わず」 <文選・陸機・猛虎行>