日本は、欧米ではない。歴史ある日本国である。
オバマ大統領が、天皇皇后両陛下にあって日本式に頭を深々と下げて挨拶をした。
日本に来て、日本の風に挨拶するのは当たり前であり、さすがはオバマ大統領。
ところが、アメリカの新聞は大統領が、頭を下げて挨拶をしたことに批判して、頭を下げて靴を褒めているなどと皮肉っている。
アメリカは世界を支配する、その大統領が天皇に恭順の意を示して挨拶をしたことが気に入らないらしい。
たかだか18世紀に独立した歴史の浅い国、長い歴史にねざした日本の伝統文化や礼儀には遠く及ばない国である。
そのような国の新聞は、知性がないのか。
大国は、何でも力でねじ伏せる。
オバマ大統領だけは違うと思う。
中国へ行っても、学生たちに少数民族や、差別、人権問題を説いた。
しかし中国の新聞は、取り上げない。
中国が大国になったからだ。
アメリカ使節ぺりーが浦賀に来航したのも最近(幕末)のことだ。
原爆をおとして、終戦になって、進駐軍や駐留軍が接収した日本家屋に土足で上がり、床柱に、ペンキを塗るような人間だ。
日本の礼儀作法がわかり、神戸牛とマグロが食べたいといった大統領は偉い。