夕食終えて、夜桜見物。
風流でも何でもない、5分ほど表に出ただけ。
玄関を出て三軒先のお宅に二本ある桜の木。
門灯と街灯に照らされて、ライトアップ、満開過ぎてはらはらと花びらの舞う吹雪。
見上げると、中天に十二日の上弦の月、まわりに瞬く星の数。
今夜は晴天で日本中、同じ月と星が見られたことだ。
たかだか、五分の夜桜に、月と星。
誰も出てない住宅街の通りで夜風に吹かれて、門扉ガチャンと家に入り「あんた、何してんの!」で冷めた茶をすする。
(テレビ消して、少しは被災地の人たちのこと思わんか!)
テレビは、緊急地震速報のためにある。今日も何回地震情報出たことか。
枕元に、携帯電話を置いて寝るのが、あれからの習慣。
ヴ~ヴ~と鳴り振動する。開くと緊急地震速報。
今夜は鳴りませんように。
風流でも何でもない、5分ほど表に出ただけ。
玄関を出て三軒先のお宅に二本ある桜の木。
門灯と街灯に照らされて、ライトアップ、満開過ぎてはらはらと花びらの舞う吹雪。
見上げると、中天に十二日の上弦の月、まわりに瞬く星の数。
今夜は晴天で日本中、同じ月と星が見られたことだ。
たかだか、五分の夜桜に、月と星。
誰も出てない住宅街の通りで夜風に吹かれて、門扉ガチャンと家に入り「あんた、何してんの!」で冷めた茶をすする。
(テレビ消して、少しは被災地の人たちのこと思わんか!)
テレビは、緊急地震速報のためにある。今日も何回地震情報出たことか。
枕元に、携帯電話を置いて寝るのが、あれからの習慣。
ヴ~ヴ~と鳴り振動する。開くと緊急地震速報。
今夜は鳴りませんように。