ぽかぽかと行きましょう

急がず、後れず。自分の歩幅でぽかぽか行くようなブログです。

猫の首に、鈴をつけるのは誰か。

2011年04月26日 | 放射線とレベル7
「原発事故」という大きな猫に、鈴をつけこれ以上我々ネズミが食われないようにしょうと衆議一決。いや、しばしば食い違い。
「ひとつになろう日本」と呼びかけているさなか、民主ネズミは、 「バラバラになって、菅蹴りしよう」じゃ、ダメだこりゃ。
原発猫に鈴をつけ、早くおさまってもらおうと、あの手この手。
実際に鈴は、水をかけたりして冷やすのは、現場の決死隊。原発の場外じゃ、水かけ論。
     ここで、現場の作業員の緊急検診の指示、厚労省、東電に(小さな記事)
福島第一原発の復旧にかかわる作業員に緊急の健康診断の指示が出る。検査項目は、白血球や赤血球の数値、放射線による皮膚への影響など、作業に一か月以上従事している人や、累計の被曝線量が100ミリシーベルトを超えた人を優先。
作業員の皆さん、家族や恋人いるのに、もっと早くやれ。このひげ鼠ども。
***
もっと大きな古ネズミやドブネズミがいるらしい。
26日の天声人語の最後の4行に。
>安全神話は潰え、今や事故が起きるのが前提だ。利権や金儲けではなく、ひとの賢さを高めて針路を決めたい。敬意をもって未来に迎えられるように。
(と、言うことは原発の推進は今まで政治家ネズミの、利権や金儲けで、ござんしたか)
26日の朝日朝刊のオピニオンのページで、一番大きな勲章貰ったネズちゃんを呼び出し質問を浴びせたが、シャーシャーとお答えになっていた。しかし、「取材を終えて」のところで、編集子はこのネズちゃんこそ原発猫の首に「鈴」を付けに行って欲しい気持ちを代弁してたように思う。ご老体に鞭打ってでも責任とってもらいたい。吉天子



法句経から。

2011年04月26日 | 毎日、法句経。
*49番

花びらと色と香を
そこなはず
ただ蜜味(あじ)のみをたずさへて
かの蜂のとび去るごとく
人々の住む村々に
かく仁者(ひじり)は歩めかし


花から花へ飛ぶ蜂は、花びらや、色や香を傷つけずに蜜のみ集めて飛び去る。
自分の本来の仕事は何か、寄り道して余計なことをしてしまわないことだ。
自己の本分をわきまえて、まっとうな道を歩むのが賢者だ。

人間のやることは、とかく自然に逆らって、その毒で自らを損なう。
原子力なんて、本来人間の手に負えるものではないことを知るべきだ。