『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

記念日♪

2009年04月19日 04時12分36秒 | 日々の出来事
1982年4月18日

その日は良いお天気で、
前日から我が家に泊まっていた従兄弟達への朝の挨拶もそこそこに、
「ほな、行ってきます~♪」と大慌てで家を飛び出した。
22歳になったばかりの頃。

あの頃はまだ、かろうじて実家があったのだけれど、
どういう訳か、あの時のかぁちゃんとオヤジさんの顔を
思い出そうとしても、全く思い出せない。
ぴぃはまだ18歳・・・あれ?ぴぃがどうしていたかも記憶にない。

なんて事を、背の君といつものお店で『パスタランチ』ではなく『パスタディナー』
なんぞをいただきながら、ぼんやり思い出そうとしていた。

そうそう、その1週間ほど前に、私は職場で階段を滑り落ち・・・
踵をしたたかに打ちつけて、まともに靴が履けない状態。
体の弱かった背の君は、同じ頃高熱を出して、
前々日の診察の結果では入院しなきゃいけないかも・・・なんて・・・
思い起こしてみると、随分前途多難な船出だったよね。

けれどいつしか時は流れ、27回目の結婚記念日
揃って無事に迎えられたって事は、幸せな事だね・・・


         


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


な~んて、しんみりした会話をする訳がない私達。
・・・?・・・いや、私・・・

朝からぺこちゃんをショーと先へ送り届け、
重い荷物を肩から下げて、地下鉄を乗り継いで1時間以上。
帰りに、ぽんの用でその近くに出て来ていたぴぃと待ち合わせてお買い物。
一緒にランチを急いで済ませて別れた後、
かぁちゃんの薬を届けに、かぁちゃんのショート先へ。
ようやく帰り着いたのは夕方4時頃。

疲れきって、そのまま転がって1時間程眠ってしまったようで・・・
飛び起きたら顔に布団の型が・・・
「どうしよ!どうしよ!顔に線が入ってる~!!」と騒ぐ私を見て、
思い切り笑いこけ「暗いから見えへんやろ。」と慰める我が夫。

落ち着きのある熟年夫婦・・・には、どうやら一生なれそうもない。
その責任の90%以上は私に問題がある。
(・・・と言う自覚が出て来た事が私の成長の証だな・・・)
けれどまぁ、笑える話題には事欠かない。

お互いに我慢したのは自分で「よく頑張った。」と自分を褒め合い、
お互い年を取ったなぁ・・・と口には出さねど目で語り合い、
これから先もこんな風に年を重ねて行くのだろうなぁ。
そんな風に年を重ねられたらいいなぁ。
特別なプレゼントも言葉は何もいらないけれど、
ゆっくり2人で夕食を取る時間くらいは、これから増やせるといいね。

と、思える事が幸せの証なのでしょうね・・・・・・




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ちょいと、ここの所、疲れがたまってしまっていて更新もままならず・・・
けれど、明日は貴重なWショートデイ。目が覚めるまで眠る予定。
きっと、体力気力の全復活となりましょう。







コメント (10)
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