牛肉のカスレ（もどき）の晩ご飯

カスレというのは、フランス南西部のお料理らしい。
お豆とお肉を煮込んだ物をオーブンで焼いたもの、といえばいいのかな。
ぽぽぐちの大好きなお料理の一つ。
といっても、食べたのは数えるほどなのだけどね。

これを作る時に使う土鍋が料理の名前の由来とか。
フランスの地方料理って、容器が料理名の由来なことが多い気がする。
ベッコフとかテリーヌとか。


ビストロで見かけるカスレは、
鴨肉とソーセージで作ってある事が多いですが、
ぽぽぐちは、オージ様（オージービーフ）を使って
牛肉のカスレにしてみたよ～。


といっても、ちゃんとしたカスレの作り方、
知らないので、相変わらずのテキトー、もどきもいいとこですが。




まず、一晩水に浸けた白インゲン豆を茹でます。
圧力鍋で３分加圧。（フィスラーの場合）
気まぐれでローリエやにんにくを一緒に入れてみたよ。

もちろん、簡単に缶詰を使っても。


一口大に切った
牛肉（今回は肩ロース５００g）に塩こしょう、小麦粉はたいて
油をひいたフライパンで焼き目をつけて、圧力鍋に移す。

同じフライパンでタマネギとニンジンのみじん切りを炒め、
あれば（省略可）トマトペースト大さじ２くらいを入れて更に炒める。

赤ワインをドボッと入れてちょっと沸騰させてから
圧力鍋に移し、ビーフストック又はコンソメ約１カップと
トマト缶も１カップくらい、ローリエ（あればブーケガルニ）を入れて
１０分程加圧。
（そういえば、デミグラスソースが冷蔵庫にあったので
大さじ１くらい一緒に入れてみたのでした）

出来た物をグラタン皿に移して



パン粉とバターを散らして
オーブンで２２０℃で１５分くらい焼きます。



でっきあがり～。

グツグツ～美味しそう～。




お豆好きにはたまりません～。
お肉も柔らか。

娘はすっかり気に入って、
気づいたら半分近く食べていた。

「これ以上は食べちゃダメ～！」って
だんなしゃんに取り上げられてた。



全体の献立はこんな。



冬野菜のオイル煮と


大根とサーモンの前菜。

薄く切った大根を塩揉みして洗った後、
クリームチーズとスモークサーモンを挟んでみた。

思いつきで５分くらいで作ったから見栄えが良くない。
挟んだ後に良く冷やしてから切るときっと切りやすいと思う。
次回は最初に作っておこう。

豚のリエットも作ったけど、これは
ぽぽぐち以外は手をつけず。



合わせたのは、ちょっぴり久しぶりの泡ものでした。
（因みに後ろにちらと見えてるカンパーニュも自作ですぅ～。
見た目がイマイチなのでお見せできませんが。）