バルセロナ到着。空港からのバスを降りて深呼吸。「あぁ、この匂い!」ちょっぴりスパイシーなヨーロッパの香り。
ワクワクするような香りです。
今回のホテルは計6か所です。いつもの通り、選んだ基準は次のとおり。
1.交通の便がいい
2.クラシックな作り。
3.1部屋1泊2万以内(一人1万)
バルセロナのホテルは「アベニーダ・パラセ」昔の社交場だったそうです。
このダブルの階段が有名みたいです。ビートルズも泊まったとか。
洗面所はバスタブつきでしかもシャワーブースが別についているという、今回一番豪華な部屋でした。
洗面台は二つ。これが意外と便利です。朝は忙しいですからね。
窓から見えるエスカレーターは地下鉄パセジダグラシア駅。
立地も申し分ないのですが、欠点は騒音。ガイドブックには静かと書いてあったのに、
よその部屋の声が結構聞こえます。そして地下鉄の地響きが…。最初地震かと思った。
線路の真上なのでしょうが、終電までゴーッと聞こえました。あとは満点なのにねぇ。
朝食。もっとおかわりしましたけど。やっぱり初生ハムに目が吸い寄せられる。クロワッサンはどこに行ってもおいしかった。
サグラダファミリアの予約が9時なので、朝市へ行ってみました。カタルーニャ広場を南下したところにある、サン・ジュセップ市場。
オリーブの種類の多いこと。肉、魚も豊富でした。
さて、サグラダファミリアです。地下鉄降りて振り向くとこの威容。ビックリです。
入口に近づくとさらに巨大です。
内部は森のイメージ。
有名なロザリオの間の爆弾に手をかけようとする少年の像。
長くなるので詳細は省きます。この部屋付近はスペイン内戦で破壊されたそうです。
旅行の前に、外尾悦郎氏(サグラダファミリア主任彫刻家)の本を読んで知りました。
大変な手間と時間をかけて建築されているそうです。
…しかし…実はこの日、2基あるエレベーターのうち、ぽてちが予約したほうが動いていなかった。
29ユーロも出して聞き取れもしない英語の音声ガイドだけ?
どうしても納得いかないぽてちはもう1基のエレベーターの人に交渉して、そちらに乗せてもらいました。
てっぺんから徒歩で降りながら周りを見学できるのです。これはお供え物のカラフルな果物。
本当は生誕のファサードのほうを観たかったので、残念至極でした。
おかげであまりいい印象が残らなかったサグラダファミリアです。期待が大きかったので。
気を取り直してサン・パウ病院を見学です。病院としての役目を終え、改修し、公開されています。
とにかく豪華。
でも病院だったということで、どこかもの悲しさも感じるのでした。
お昼にパエリアをいただき、とってもおいしく元気も出てきたところで、カテドラルへ。
こう言っていいものかどうかわかりませんが、ぽてちはサグラダファミリアよりこっちのほうが良かったです。
サグラダのほうは、建築物という印象が強く、宗教的なものがあまり感じられません。新しいせいもあるかとは思いますが。
次はホテルの近くのカサ・バトリョに向かいます。
なんと異様な建物でしょう!外から見ただけですが。
続いてカサ・ミラ。
こっちは大きい。中に入ってみました。
スターウォーズとしかいいようがない。
中は採光のため、こんな作りです。
当時の台所が再現されていました。ほかにも子供部屋、居間などもあり、興味深かった。
入場料、20.5ユーロ。日本語音声ガイドつき。バルセロナは入場料が際立って高かった。観光税もとられたし。
夕方、苦労してグエル公園へ行ってみたのですが、予約がないと難しいようで、あきらめて帰りました。
今回、いろんなところへいくので、どうしても細部まで詰めておく時間がなく、もうちょっと下調べをしておくべきでしたね。
夜はホテル近くのバルのテラス(っていうか道路の安全地帯みたいなところで食べる)でタパスを
いろいろいただきました。いかすみのリゾットや、パンにオリーブ油とトマトを塗ったものがおいしかった。
日本だとレンジでチンで終わりのようなメニューはこちらではちゃんと時間をかけて作ります。
明日はトレドに向かいます。