ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

スペイン旅行 3.

2016-03-19 19:10:39 | 

もし、一日しかスペインにいられないなら、迷わずトレドへ行け、と言われます。

世界遺産。古都です。

 

バルセロナからAVE(アベ)というスペインの新幹線に乗って2時間半。マドリードに着きます。

ここからAVANTという高速列車に乗り換えてトレドへ向かうのですが、切符を買うのに一苦労。

機械ではいくらカードを通してもはじかれてしまい、窓口に番号札をもらって並ぶことに。

スペイン人て、話がやたら長いのです。この後も窓口に並ぶたびに思いました。

日本人だと30秒で終わる話が5分くらいかかる。何をそんなに話すことがあるのでしょうね。不思議。

 

窓口でもカードが使用不能になり、(ただしここ以降、使えなかったことはない)現金で支払いました。

 

うひょー、ビックリですよね。マドリードのアトーチャ駅で時間をつぶしていた時に撮りました。アトーチャには大きな植物園があるんです。

甲羅干ししているのかな、人だかりができるほど大人気のカメ君達。

 

 

 

トレドでは一度は泊まってみたかった、「パラドール」に泊まります。国営のホテルで、スペイン各地にあります。

どこも人気で取りにくいのですが、HISでとれました(最後の1室でした!)。1泊23,000円(朝食付きは5,000円アップだったので、無しにしました)と今回のホテルの中では一番高かった。

山の上の重厚なホテル。中世のお城、もしくはステーキハウス(?)を連想しました。

 

ロビーです。家具がスペインらしく無骨でいい。右側の壁にはトレドに住んでいたエル・グレコの絵が多数。

 

洗面台はやはり2つ。人生初のジャグジー付きでしたが、水栓の調子が悪く、ぽてちは体験できなかった。主人はできたみたいです。

 

そしてなんといってもここの売りはこの景色。テラスからトレドが一望できます。泊まるときはぜひシティビューにしてください。

 

 

 カテドラルです。スペイン・カトリックの総本山。

たしか撮影禁止だったので、画像はなく、記憶も正直あいまいですが、美しい教会でした。

 

 

こちらはエル・グレコ博物館。彼が住んでいた建物で、木とタイルとしっくいでできていて、ぽてち的には建物が素晴らしかった。

ところで、入口をのぞいていたら、係の人に、「こっちこっち。ここから入ってね。」と手招きされてするっと入ってしまったのですが、

へんなところから入ってしまったらしく、入場料を払う場所がわからず、タダで見させてもらいました。なんかありがとうございます。

(多分、団体客と間違われた?)

 

夜、ホテルへ帰るため、バスに乗りました。「パラドールに行く?」とドライバーに聞くと行くらしい。

真っ暗な山道をどんどん上ります(トレド市街とは逆の山の上にポツンと建っている)。乗客も我々以外1人になって不安になった頃、ドライバーが「パラドール!」と叫んで

入口近くの停留所で降ろしてくれました。しかし…。

鼻をつままれてもわからないくらいの暗闇、呆然。日本の夜道とは違い、ほんとーに暗い。

派手な看板や道しるべも皆無で、しばらく真っ暗な中をさまよいました。結局近くにあったのですが、怖い体験でした。

 

打って変わって朝日に浮かぶトレド市街。多分もう一生みることはないでしょう。いつもながらちょっと感傷的になります。

 

こちらの素晴らしい建物は、トレドの駅舎です。中もタイルがキレイでしたよ。

 

今日はマドリードに戻り、プラド美術館へ行きます。

駅からタクシーに乗ろうとしましたが、乗車拒否されてしまいました。へ?初めてだな。

ホテルは近いといっても歩いて15分くらいの、「nHパセオ・デル・プラド」です。

今回泊まった中で一番狭かった。シングルベッドの幅も狭い。

 

バスタブなしでシャワーのみ。バスローブとスリッパ付き。ここのスリッパを持ち帰って、帰りの飛行機の中で使いました。

100円のよりは良かったので。

 

目の前はロータリーで、向こうの白いビルはリッツホテル。五つ星。その右はもうプラド美術館の敷地です。

 

プラド美術館は撮影禁止。その後行ったティッセン・ボルミネッサ美術館も画像無し。マドリードではなぜか画像がほとんどない。サボッていたぽてちです。

実はこの日、レアルマドリードの試合を観戦しようと思っていたのですが、途中で試合日程が変更になり、(多分TV中継の関係?)

トレドにいるときになってしまって、さぁ何する?王宮はちょっと遠いし…。ティッセン…は目と鼻の先だし、そっちかなぁ、と

決めたのですが、ここが思いのほかすごく広く、(でも有名画家の作品が多く、おすすめ)歩き回ってヘトヘトなのでした。

 

晩ご飯も、近くを散歩して、結局面倒でバーガーキングにしました。あ、でも途中、こんな写真が撮れましたよ。

狭い路地を警邏する騎馬警官です。カメラ目線、ありがとうございます!あれ、お馬さんも?

明日はまた列車に乗ります。