もし、一日しかスペインにいられないなら、迷わずトレドへ行け、と言われます。
世界遺産。古都です。
バルセロナからAVE(アベ)というスペインの新幹線に乗って2時間半。マドリードに着きます。
ここからAVANTという高速列車に乗り換えてトレドへ向かうのですが、切符を買うのに一苦労。
機械ではいくらカードを通してもはじかれてしまい、窓口に番号札をもらって並ぶことに。
スペイン人て、話がやたら長いのです。この後も窓口に並ぶたびに思いました。
日本人だと30秒で終わる話が5分くらいかかる。何をそんなに話すことがあるのでしょうね。不思議。
窓口でもカードが使用不能になり、(ただしここ以降、使えなかったことはない)現金で支払いました。
うひょー、ビックリですよね。マドリードのアトーチャ駅で時間をつぶしていた時に撮りました。アトーチャには大きな植物園があるんです。
甲羅干ししているのかな、人だかりができるほど大人気のカメ君達。
トレドでは一度は泊まってみたかった、「パラドール」に泊まります。国営のホテルで、スペイン各地にあります。
どこも人気で取りにくいのですが、HISでとれました(最後の1室でした!)。1泊23,000円(朝食付きは5,000円アップだったので、無しにしました)と今回のホテルの中では一番高かった。
山の上の重厚なホテル。中世のお城、もしくはステーキハウス(?)を連想しました。
ロビーです。家具がスペインらしく無骨でいい。右側の壁にはトレドに住んでいたエル・グレコの絵が多数。
洗面台はやはり2つ。人生初のジャグジー付きでしたが、水栓の調子が悪く、ぽてちは体験できなかった。主人はできたみたいです。
そしてなんといってもここの売りはこの景色。テラスからトレドが一望できます。泊まるときはぜひシティビューにしてください。
カテドラルです。スペイン・カトリックの総本山。
たしか撮影禁止だったので、画像はなく、記憶も正直あいまいですが、美しい教会でした。
こちらはエル・グレコ博物館。彼が住んでいた建物で、木とタイルとしっくいでできていて、ぽてち的には建物が素晴らしかった。
ところで、入口をのぞいていたら、係の人に、「こっちこっち。ここから入ってね。」と手招きされてするっと入ってしまったのですが、
へんなところから入ってしまったらしく、入場料を払う場所がわからず、タダで見させてもらいました。なんかありがとうございます。
(多分、団体客と間違われた?)
夜、ホテルへ帰るため、バスに乗りました。「パラドールに行く?」とドライバーに聞くと行くらしい。
真っ暗な山道をどんどん上ります(トレド市街とは逆の山の上にポツンと建っている)。乗客も我々以外1人になって不安になった頃、ドライバーが「パラドール!」と叫んで
入口近くの停留所で降ろしてくれました。しかし…。
鼻をつままれてもわからないくらいの暗闇、呆然。日本の夜道とは違い、ほんとーに暗い。
派手な看板や道しるべも皆無で、しばらく真っ暗な中をさまよいました。結局近くにあったのですが、怖い体験でした。
打って変わって朝日に浮かぶトレド市街。多分もう一生みることはないでしょう。いつもながらちょっと感傷的になります。
こちらの素晴らしい建物は、トレドの駅舎です。中もタイルがキレイでしたよ。
今日はマドリードに戻り、プラド美術館へ行きます。
駅からタクシーに乗ろうとしましたが、乗車拒否されてしまいました。へ?初めてだな。
ホテルは近いといっても歩いて15分くらいの、「nHパセオ・デル・プラド」です。
今回泊まった中で一番狭かった。シングルベッドの幅も狭い。
バスタブなしでシャワーのみ。バスローブとスリッパ付き。ここのスリッパを持ち帰って、帰りの飛行機の中で使いました。
100円のよりは良かったので。
目の前はロータリーで、向こうの白いビルはリッツホテル。五つ星。その右はもうプラド美術館の敷地です。
プラド美術館は撮影禁止。その後行ったティッセン・ボルミネッサ美術館も画像無し。マドリードではなぜか画像がほとんどない。サボッていたぽてちです。
実はこの日、レアルマドリードの試合を観戦しようと思っていたのですが、途中で試合日程が変更になり、(多分TV中継の関係?)
トレドにいるときになってしまって、さぁ何する?王宮はちょっと遠いし…。ティッセン…は目と鼻の先だし、そっちかなぁ、と
決めたのですが、ここが思いのほかすごく広く、(でも有名画家の作品が多く、おすすめ)歩き回ってヘトヘトなのでした。
晩ご飯も、近くを散歩して、結局面倒でバーガーキングにしました。あ、でも途中、こんな写真が撮れましたよ。
狭い路地を警邏する騎馬警官です。カメラ目線、ありがとうございます!あれ、お馬さんも?
明日はまた列車に乗ります。