ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

エジプト旅行 5.

2017-12-22 14:23:52 | 

ルクソール二日目は西岸、死者の町です。

ボートで西岸に渡ります。ナイル川って、橋がほとんどないんです。船旅の間、2脚くらいしか見ませんでした。ほとんど渡し船を使っているようです。

王家の谷入り口です。電動カートで現地に移動します。

 

あれがピラミッドに見立てた岩です。この岩があったからこの場所を墓地にしたという説があります。

かなり秘密裏に墓を作ったらしいですが、やはり見つかってしまい、お宝はほとんど盗掘にあいました。

 

まずはラムセス七世の墓から。K.V.1というのは、Kings Valley の1番目に特定された墓、の意。

王家の谷ではぽてちが訪れた週からカメラで撮影できるようになりました。そのカメラ券代がなんと300エジプトポンド。博物館の時は50ポンドだったので、すごく高い。

 

ここで通貨のお話を。

渡航前に、アメリカドルを持ってきてくださいとのことで、カイロ空港でドルからエジプトポンドに両替しました。

その際、50ドルくらいで十分ですといわれ、880ポンドほどになりましたが、博物館とこのカメラ券でほぼなくなりました。

ホテルやレストランでの食事のたびに飲み物代を支払うのですが、ドルで払います。これが結構高くて、ビールが4ドル~6ドルです。

しかーし。エジプトポンドで払うと、絶対その7~8割(もっと安いかも)で払えるんです。今、暴落してますから。(1エジプトポンド=6円ほど)

エジプト人はドルが欲しいのでしょうね。まぁ、今回はツアーなので、飲み物代徴収に文句をいうのもナンですが、個人で旅行される方は

エジプトポンドで支払われるほうがかなり得です。次に日本円です。結構そのまま使えます。10ドルが千円の勘定です。ユーロは損します。

ま、そういうさもしい話は置いといて…。

 

カメラの設定が上手くいってなかったようで、ピンボケで申し訳ないのですが、以下、墓の内部の様子です。色がそのまま残っているんですよ。

 

 

 

ほら、きれいでしょう。何千年も前のものとはどうしても思えない。

 

ツタンカーメンのお墓にも入りました。残念ながら撮影禁止です。ここもとってもきれいに残ってました。

 

あと、タウセルトともう一人、忘れましたが王の墓にいきました。画像のみ載せておきます。

お墓って、どこも似ていて見分けがつかないんです。

ぽてちは貴族の墓にもぜひ行ってみたかったのですが、そこはツアーの不便さ、行けませんでした。

 

次にハトシェプスト女王葬祭殿にも行きました。

ハトシェプストはエジプト初の女王です。交易に力を入れた王です。

三層構造の建物です。しかし見どころはあまりない感じ。

 

ちょっとだけ色の残るハトシェプスト像。脚を閉じているということは亡くなってから作られたのかな。

 

頬に残る縦の筋は、付け髭の紐です。男装をしないと王としての威厳を認めてもらえなかったのか。

 

うっすらですが船の絵が描かれています。プント(ソマリアあたりらしい)との交易を表す壁画。

 

アヌビス(ジャッカルの頭の神)礼拝堂にある壁画はフルカラーできれいでした。星がたくさん。

この日は初めて暑い!と言える日で、初半袖でしたよ。

 

休憩所でマンゴジュースをいただく。ジュースというより、ピュレでした。濃厚で美味い。

 

メムノンの巨像に立ち寄り、船に帰ります。

 

お、これが有名なあれか。タオル類でゲージツ作品ができていましたよ。

 

昼食後、いよいよ出航です。

何を隠そう、ぽてちは夕べからひどい〇痢に悩まされていたのです。いつもは主人のほうがすぐになるのですが…。

めったにないことなので、驚きました。午前の集団行動も無理かと思ったくらいヒドかった。

実際、タウセルトの墓辺りで死ぬかと思った(トイレはありません)。

なんとか王家の谷入り口まで保って、よかった。

 

夜には水門を通りました。