さて、旅も後半戦。船はエドフに停泊しました。船旅はのんびりできて、ぽてちはとっても気に入りました。
3泊の間、荷物は広げっぱなしだし、洗濯もできるし、窓の景色は見飽きないし。ナイル川は揺れもなく、速度もちょうどいい。
これが海の旅だと揺れるんだろうなぁ。…無理。残念だけど。
このおじさんは馬車の馭者なんです。目的地のホルス神殿までは馬車に乗ります。たくさんの馬車がフツーに道路を疾走してます。
すごく揺れるし、飛ばす。しがみついているのがやっとです。おじさん、腰の横の赤いホーンをパフパフ鳴らしながら追い越すこと、追い越すこと。
ロバ君もけなげに働いていましたよ。エジプトって、ロバが多い。
神殿の駐車場(?)は馬車でいっぱい。
ホルス神殿です。時代はまたぐっと下って、紀元前3世紀くらいの建築です。朝早いので、ほとんど貸し切り状態。いろんなホルスを見に行きます。
これはノーマルなホルス。
石像ホルス。一番有名なヤツはぽてち夫婦が写っててボツ。
ハトっぽい。
ライオン?
神殿内はやはり石柱がいっぱい。
北のルクソールではハスを象った石柱でしたが、南国エドフはヤシの木です。
以下、説明をよく覚えていないので、画像のみ。
時代が下ったせいか、壁画が細かい。
スカラベは羽根付きです。
顔がキズつけられているものも多い。
フザケてる?
ホルス観光後は船に戻ります。
あら、象さん。客室担当のおじさんが「象どうだった?」とわざわざ部屋まで来て、自慢してました。
青い目はペットボトルのキャップ。
お昼をいただきながら、船はコム・オンボへ向かいます。
神殿までは歩いてすぐです。ここはホルス神とワニの神様、ソベク神のために造られた神殿です。
王が捧げものをした代わりにホルス神から何かをもらっている図。
捕虜の図。片腕がないー。ヒーッ。
分かりにくいですが、真ん中へんに、医療器具の絵があるんです。当時は手術も行われていたそうです。
新しいタイプの図柄を発見しました。
ファンタジー?
この人なんか、ギリシャ・ローマの影響受けてませんか?
これは完全にそっちでしょ。エジプトじゃない。
博物館でたくさんのワニのミイラを観ました。(撮影不可)
船はアスワンに向けて出航です。夜はガラベイヤパーティー。ガラベイヤという民族衣装を着て(る人もいたが
ぽてちは着ませんでした。要するに盛り上がって)、踊ったり、即興で面白いことをやらされました。
日本人(我々だけですが)イジラれまくり。
夜にはアスワンに着いてました。