さて、おみやげと雑感です。
まずはパピルス屋さんで購入した「死者の書」。人間は死ぬと心臓とマアトの羽を天秤にかけ、正しければ右のオシリスの楽園へ、正しくないと、
アメミト(ワニみたいな怪物)に食べられてしまうのです。
これは本物のパピルスなので、縦と横の繊維がよくわかりますね。丸めて卒業証書入れみたいのに入れて持って帰ってきたので、
パリパリになってたらどうしようと思いましたが、しっかりしたもので、大丈夫でした。一万ちょっとだったと思います。
香油です。プレゼントなので中身は見せられません。40ドルを30ドルにまけさせた。ロータスの香りです。
ナツメヤシにアーモンドをはさんだお菓子。
こんなのです。
船の中で買ったヒエログリフのポロシャツとTシャツ。ポロシャツにはヒエログリフで名前入りです。刺繍をしてから最終日にアスワンで渡されました。
カイロ空港で買ったワイン。赤と白。船の中で飲んだオマルなんとかというのがおいしかったが、売ってなかった。
まだ飲んでません。
1ポンド札。6円くらいです。これ1枚が残った。とてもきれいなのでとっておいた。
そして、ジャーン。サハラ砂漠の砂。バスでアブ・シンベルに向かう道中、バスからちょこっと降りて採りました。
100円ショップで買って持っていったプラの容器はふたが外れそうになっており、袋からももれて、スーツケースに少しこぼれていた。
粒子が細かく、粉みたいです。きれいなビンに移し替えて鑑賞するつもり。お金では買えない、貴重なおみやです。
今回の旅は、一言、「楽だった」。何にもしなくて良い。いつもは重いスーツケースをゴロゴロ引きずったり、道を間違えて延々歩いたり、
チケット売り場に並んだり…。早起きは何度かありましたが、荷物をまとめてあとはバスに乗るだけですからね。
その分、達成感は乏しい。全部、おぜん立てして「行かせていただいた」感じ。「はるばる来たー」という感慨はあまりない。
ぽてちのベストな観光スポットはやはりピラミッド(中でもクフかな)。
大きさがまずケタ違い。時代も古いし、謎も多い。将来、いろんなことが解明されて、「あの時通った通路は〇〇だったんだ!」みたいなことになるかも。
楽しみです。
さて、次回はどこに行きましょうかね。でもそんなことよりブログにかまけて大掃除ができなかったので、これからだぁー。
これで忘備録を兼ねた旅行記はおしまいです。