ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

南仏の旅 8.エズと旅の終わり

2018-07-22 10:59:39 | 

旅も終盤。コート・ダジュールで一番人気の鷲の巣村、エズへお出かけです。

すっごく混むと聞いていたので、朝早く出かけます。

 

まずは近くのマセナ停留所からトラムでバスのターミナルへ向かいます。ニースは大きなバスターミナルがあったそうですが、

公園に作り替えられてからは、何か所かに分散しています。サン・ポール・ド・ヴァンスへ行くときはホテル近くの停留所、エズやモナコなど、

東へ向かうのは、こちらの Vauban ターミナルです。トラムで6つ目です。

 

トラムを降りると案内板がありました。良かった。ちょっと心配だったのです。

 

TER の高架下をくぐると、

 

おおきなバスターミナルに出ました。9時発のバスに乗ります。

 

エズはニース近郊の街です。だんだん高度が上がってきました。ちなみに鉄道のエズ駅は下の方にあるので、降りてから山登りになるようです。

ニース市内の朝の渋滞で少し遅れて村入り口に到着。

すでに多くのクルマが来てました。下からだとエズの村はほとんど見えません。

 

インフォメーションセンター近くの案内板。ほぼ一本道を上っていきます。

ちなみに冒頭の面白い顔の泉はこの辺にありました。

 

やはりここも細い曲がりくねった道です。

 

たしかに街並みはおしゃれでいいのですが…どこへ行ってもお店が多い。この点は昨日行ったマイナーな村とは大違い。

ぽてちは圧倒的に人のいない村派です。

 

途中、熱帯庭園の入り口があり、一人6ユーロを払います。ここを抜けないと、後に現れる絶景が撮れないので、必要経費です。

 

サボテンの向こうに海が広がっているのです。

 

やっぱりこの景色は一生に一度は見ておきたいかも。

 

下を見下ろしても、やはり街並みが見えない。不思議な村でした。

 

ちなみにここには二つのシャトーホテルがあり、すごーくお高いですが、雰囲気は最高だそうです。夕方とか、朝とか、いいでしょうねぇ。

どちらもぽてちには縁がないので、早々にエズから引き揚げます。

バスでお昼前にニースに戻りました。

 

旧市街のアッキャルドというレストランに入ってみました。この旅最後の外食。

 

雰囲気いいです。

 

ビールはどこで頼んでもおいしかったなぁ。冷え冷えで。

 

本日のおすすめ、プレートランチ。16ユーロ。このお値段はかなり安い方です。お客さんはほとんどこれを頼んでました。

スズキ(魚と言えばこれ以外、見たことない)のハーブ焼き、チーズリゾット(すごく量が多かった)そしてトマトのソース。

魚が生っぽくて気持ちが悪かった。もっと焼いてほしい。あとはおいしかった。

 

最後にビーチの見納め。

おみやげを買って、ホテルに戻ります。

最後にテラスで夕食を、と外を見ると、あれ?

なんだこれ。

実は今夜はワールドカップの準決勝、フランス-ベルギー戦があるのです。ステージの上に準備していたのは、

パブリックビューイング用のスクリーンでした。

 

夜8時の試合開始からずーっと大騒ぎでした。そして、勝利の瞬間、

 

うねりのような歓声。おめでとう、と言いたい。優勝までして、ぽてちにとってもいい記念になりました。

でも、明日は飛行機に乗らないと。夜中まで大騒ぎでしたよ。

 

実は油断してカメラのバッテリーがピンチで、以降、写真はほぼ無し。

帰りのパリでの乗り継ぎもうまくいき、ほっとしました。機内食はまずかった。朝8時過ぎに成田に到着。

 

さてここからはおみやげ編。ぽてちはおみやげはあまり得意ではないので、ベタなものばかりです。

まずはマルセイユ石鹸。

「地球の歩き方」に載ってた店(たぶん)で買ったものです。まだ使ってません。

 

セナンク修道院で買ったラベンダー

ポプリ。大きく、分厚い麻の袋に入ってます。

 

訳したら、ピローミストと出てきました。精油を薄めたもののようです。枕にシュッとすると、ほのかないい香り。

安眠できそうな気分になります。2つで1500円くらいだった。

 

シャトーヌフ・デュ・パプのワイナリーで買った赤、白ワイン

おみやの中では一番高価。赤は6~7000円しました。寝かせて飲むとおいしい、と聞きました。でも多分、すぐに飲むでしょう。

シャトーヌフ・デュ・パプのブドウは糖度が高いので、アルコール度が高くなるそうです。

 

ニースで買ったもの。

アルジアリと間違って別の店で買ったオリーブオイル。バルサミコ、バジル、プレーンの3種類入りミニセットで、1300円くらいだったか。

バジル風味をトマトにかけると、あっという間にニース風。おいしいです。おすすめ。

 

こちらがアルジアリの店のもの。ピーター・メイルの本にも登場してました。

プレーン(缶入り)のオイルと、ビンの方は…まだいただいてないので、多分、絵からナスの何かかと。(いいかげんなぽてちです)

 

 

プロヴァンスプリントの袋(図書館の本を入れる)がほしくて探したのですが、気に入ったのがなかったので、

マットとなべつかみ。ラ・クーケットというお店です。3000円くらいだった。ニースではすべてオペラ座近くの店で買いました。

 

そして以前パリで買い損ねた、モノプリのエコバッグ。

1個1.5ユーロ。おみやに最適。ヤフオクだと600円くらいで売られてます。商売にも最適(?)。レジ付近に置いてあります。

 

以上。お菓子も買えばよかったかな。なにしろ、滞在中、甘いものが欲しくなることがないので、思いつかない。

 

以下、覚え書きです。個人的に、次回の参考になれば、と。

1.夏の旅行は行く前の生ゴミの処理が大変。今回は、野菜などの皮は、切ったそばから冷凍しました。

 冷凍庫内にポリ袋を置いておき、生ゴミになる前に入れていくと、それほどイヤではなかった。

2.洗濯も大変。数は足りていても、汚れ物をそのまま持ち帰る気にならなくて、洗ってしまう。ほぼ毎日洗濯してました。

3.箸も割りばしではなく、ちゃんとしたもののほうが良い。割りばしを何回も洗って使うのもねぇ。

 帰ってから、早速キャンプ用のカトラリー(チタン)をAmazonで注文しました。ナイフ、フォーク、スプーン、箸のセット1式と、

 単品の箸一膳(チタンは高価だし、箸で大体は事足りるので)。スーパーで買った食品をいただくのに使います。向こうはカトラリーはほぼ付いていないので必要。

4.カップめんは必需品だということを忘れていた。ぽてちの場合、うどん、そば、ラーメンなど、汁物(味噌汁は除く)が無性に食べたくなります。

 湯沸かしポットのあるホテルじゃないとダメですけどね。「旅の持ち物リスト」に加えました。

 

初めての夏の旅行。身軽だけど洗濯が大変だとわかりました。次回は…また冬かなぁ。どこへ行こうか。じっくり考えます。