忘備録なので、ネタバレ、ヘンな感想満載です。
「颶風の王」河崎秋子 羊を飼いながら小説も書くという、二刀流の新人作家の作品。おもしろかった。根室沖のユルリ島の野生馬の話はNHKでこの間やっていた。
絶滅しないか、というより先に、今の馬たちが気がかりです。
「薔薇は死を夢見る」レジナルド・ヒル 地元、英国では有名なダルジール警視のシリーズを読んでみることにした。まずまず面白い。容疑者があとあと別の作品に
登場するので、確認するのに図書館から2回借りてしまった。
「刑事たちの三日間」アレックス・グレシアン ヴィクトリア時代のロンドン警視庁が舞台という変わり種。目の付け所がいい。
「殺人のすすめ」レジナルド・ヒル 下品でおデブのダルジールと、インテリでイケメンのパスコー部長刑事(のちに主任警部)のコンビ。
「忘れられた花園」ケイト・モートン いつも同じパターンで話が進んでいく作家ですが、いつも騙される。
「四月の屍衣」レジナルド・ヒル これは図書館においてなくて、文庫を(いつもはポケミス版)買って読んだ。このシリーズ、ところどころ図書館の蔵書から欠けているのです。
「出口のない農場」サイモン・ベケット 内容をあまり覚えていないが、面白かったことは覚えている。さっき、この作家の別の3作品をAmazonで買いました。
計1,300円。(やっぱり図書館になかったので)
「鳩の撃退法」佐藤正午 遅咲きの直木賞でしたね。バツグンにウマいからね。こちらは上下で1,000ページ超えの大作です。
いつもながら辻褄合わせが効いて恐れ入りました!って感じ。
「生か、死か」マイケル・ロボサム おもしろかった記憶はかすかにあるけど、内容をほとんど覚えていない。自分の記憶力が悲しい。
「死にぎわの台詞」レジナルド・ヒル
「子供の悪戯」レジナルド・ヒル
「闇の淵」レジナルド・ヒル
「骨と沈黙」レジナルド・ヒル まだまだ続くダルジール警視シリーズ。イギリス的なアイロニー満載で、好きな人には楽しめる。
「屍人荘の殺人」今村昌弘 なんというか、海外の優れたミステリーの中にあって、出来が違いすぎて気の毒になる。これが「このミス」第1位か。
日本のミステリのレベルの低さが悲しい…。
「ウッドストック行最終バス」コリン・デクスター
「キドリントンから消えた娘」コリン・デクスター ドラマ「刑事モース」つながりで、モース警部のシリーズも制覇してみようと読み始める。
おフザケを楽しむダルジールに対してこちらは二転三転する推理が楽しめる。図書館にも全巻揃ってるし。
「甦った女」レジナルド・ヒル
「完璧な絵画」レジナルド・ヒル これはコージーミステリ好きには気に入られそうな作品。ぽてちの好きなウィールド部長刑事がフューチャーされててうれしい。
「ニコラス・クインの静かな世界」コリン・デクスター
「死者たちの礼拝」コリン・デクスター
「ジェリコ街の女」コリン・デクスター
「謎まで三マイル」コリン・デクスター この時期、モース漬けになってましたな。これはダルジール第1作が手元に来るのを待っていたため。あまりに先に進むと
第1作とのギャップを感じるかな、と思って。
「社交好きの女」レジナルド・ヒル 待望の第一作。図書館になくて、Amazonでやっと買いました。あまり手に入らないようです。
これともう1冊を図書館に寄贈したのだけれど、「これ、シリーズから抜けてたので」と渡しても、あまり感謝されなかった、
というより、ちょっと迷惑そうに見えたのは何故?面倒でした?
「別館三号室の男」コリン・デクスター
「特捜部Q自撮りする女たち」ユッシ・エーズラ・オールスン 特捜部Qの映画を3本、無料放送で観ました。なかなかの出来だと思います。アサドが本より真面目、
ローセが本よりマトモで、全体にシリアスでしたね。でも想像力乏しいぽてちとしては、「あぁ、こういう場所だったんだ」みたいな発見があり、参考になりましたよ。
「南仏プロヴァンスの12カ月」ピーター・メイル 南仏行きのために買いました。当時、スゴいブームでした。
「秘められた感情」レジナルド・ヒル
「幻の森」レジナルド・ヒル この2作はパスコーがぐっと前へ出てきた印象です。
「オックスフォード運河の殺人」コリン・デクスター
「ダルジール警視と四つの謎」レジナルド・ヒル
「消えた装身具」コリン・デクスター こういう地図つきミステリー、好きだなぁ。ストリートビューであれこれ眺めて、「あら、素敵なホテル、泊まってみたい」とか、「この小路は当時のまま?」とか、楽しさ2倍です。基本、オックスフォードの街中の実名で書かれています。
「森を抜ける道」コリン・デクスター これも確か地図付きだった記憶がある。
「カインの娘たち」コリン・デクスター
「地下鉄道」コルソン・ホワイトヘッド 今から100年ほど前のアメリカ。黒人奴隷の少女が南部の農園から自由を求めて北部へ向かう冒険なんだけど、そこに「地下鉄道」という、実際に地面の下を走る蒸気機関車(もちろん架空の)を登場させたことで、SFチックな面白さも加わって、今年のベストにあげてもいいくらいの面白さだった。ピュリッツァー賞受賞。
「ベウラの頂」レジナルド・ヒル
「武器と女たち」レジナルド・ヒル
「死者との対話」レジナルド・ヒル この作品から、事件が未解決(表向きは解決)というパターンが増えてくる。最後の最後に、「えぇー!」となるヤツ。
「憂鬱な10か月」イアン・マキューアン 自分の脳の、普段使われていないところを使いたくなると、この作家を読みます。それほど視点が独特。
「死はわが隣人」コリン・デクスター シリーズ最終話になるはずだった作品。最後にモースのファーストネーム、「エンデバー」を明かしちゃったんだけど、
シリーズ終了を世間が許してくれなくて、もう一作、書くことになってしまったそうだ。
「死の笑話集」レジナルド・ヒル
「真夜中への挨拶」レジナルド・ヒル
「呪文」星野智幸 ネット社会、クレーマー、カルト、バッシング等々、現代のイヤな部分にどっぷりつかる作品。最近、星野氏はメディアに登場することが多くなったなぁ。
「ダルジールの死」レジナルド・ヒル この頃からヒルは「死」を意識しだしたのかな。闘病生活だったのでしょうか。亡くなる数年前の作品。
「白墨人形」C・J・チューダー 「最終ページのおそるべき真相…」と内容紹介にあるけど、あれは真相?真相はもうちょっと前に書かれているけど。
「Xの悲劇」エラリー・クイーン 時々古いミステリも読みたくなる。あぁ、Xって、そういうことだったか。
「監禁面接」ピエール・ルメートル さすがルメートル、一ひねり、二ひねりあります。結局、お金は無くてもありすぎても人を不幸にするってことか。
「悔恨の日」コリン・デクスター 不摂生がたたって、ついにモース死す。フィナーレではうるうるきました。シリーズ読破の感激もあって。
「死は万病を癒す薬」レジナルド・ヒル
「午前零時のフーガ」レジナルド・ヒル そしてこちらも読破!ダルジールは死ななかった。最終話という感じではないので、ヒルとしてももう少し書きたかったのかも。残念。
「インヴィジブル」ポール・オースター 「春」の章でボルンが唐突に黒人少年をナイフで刺す場面から、急展開。まさにインヴィジブルで、現実と虚構の世界が入り混じる。何回か読まないと理解ができない作品。
で、現在読んでいるのが、スティーヴン・キングの「ミスター・メルセデス」。三部作なので、時間かかりそう。近年のキングものでは傑作らしいので、期待してます。
私はいまだにクリスティーをゆっくり読んでいます。
しかしドラマのモース死んじゃうんですか〜
悲しい。ポアロが死んだドラマもがっくりきてしまいました。
本ももっと読みたいです。
私は寝る前に本を読まないとダメなんです。
切らすわけにはいかない。
クリスティーも時々読んでまーす。