ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

スペイン旅行 2.

2016-03-18 14:10:19 | 

バルセロナ到着。空港からのバスを降りて深呼吸。「あぁ、この匂い!」ちょっぴりスパイシーなヨーロッパの香り。

ワクワクするような香りです。

 

今回のホテルは計6か所です。いつもの通り、選んだ基準は次のとおり。

1.交通の便がいい

2.クラシックな作り。

3.1部屋1泊2万以内(一人1万)

バルセロナのホテルは「アベニーダ・パラセ」昔の社交場だったそうです。

このダブルの階段が有名みたいです。ビートルズも泊まったとか。

洗面所はバスタブつきでしかもシャワーブースが別についているという、今回一番豪華な部屋でした。

洗面台は二つ。これが意外と便利です。朝は忙しいですからね。

 

窓から見えるエスカレーターは地下鉄パセジダグラシア駅。

立地も申し分ないのですが、欠点は騒音。ガイドブックには静かと書いてあったのに、

よその部屋の声が結構聞こえます。そして地下鉄の地響きが…。最初地震かと思った。

線路の真上なのでしょうが、終電までゴーッと聞こえました。あとは満点なのにねぇ。

 

 

朝食。もっとおかわりしましたけど。やっぱり初生ハムに目が吸い寄せられる。クロワッサンはどこに行ってもおいしかった。

 

サグラダファミリアの予約が9時なので、朝市へ行ってみました。カタルーニャ広場を南下したところにある、サン・ジュセップ市場。

 

オリーブの種類の多いこと。肉、魚も豊富でした。

 

さて、サグラダファミリアです。地下鉄降りて振り向くとこの威容。ビックリです。

 

 

入口に近づくとさらに巨大です。

 

 

内部は森のイメージ。

 

有名なロザリオの間の爆弾に手をかけようとする少年の像。

長くなるので詳細は省きます。この部屋付近はスペイン内戦で破壊されたそうです。

旅行の前に、外尾悦郎氏(サグラダファミリア主任彫刻家)の本を読んで知りました。

大変な手間と時間をかけて建築されているそうです。

 

…しかし…実はこの日、2基あるエレベーターのうち、ぽてちが予約したほうが動いていなかった。

29ユーロも出して聞き取れもしない英語の音声ガイドだけ?

どうしても納得いかないぽてちはもう1基のエレベーターの人に交渉して、そちらに乗せてもらいました。

 

てっぺんから徒歩で降りながら周りを見学できるのです。これはお供え物のカラフルな果物。

本当は生誕のファサードのほうを観たかったので、残念至極でした。

おかげであまりいい印象が残らなかったサグラダファミリアです。期待が大きかったので。

 

気を取り直してサン・パウ病院を見学です。病院としての役目を終え、改修し、公開されています。

とにかく豪華。

でも病院だったということで、どこかもの悲しさも感じるのでした。

 

 

お昼にパエリアをいただき、とってもおいしく元気も出てきたところで、カテドラルへ。

こう言っていいものかどうかわかりませんが、ぽてちはサグラダファミリアよりこっちのほうが良かったです。

サグラダのほうは、建築物という印象が強く、宗教的なものがあまり感じられません。新しいせいもあるかとは思いますが。

 

次はホテルの近くのカサ・バトリョに向かいます。

なんと異様な建物でしょう!外から見ただけですが。

続いてカサ・ミラ。

こっちは大きい。中に入ってみました。

 

 

スターウォーズとしかいいようがない。

 

中は採光のため、こんな作りです。

 

 

当時の台所が再現されていました。ほかにも子供部屋、居間などもあり、興味深かった。

入場料、20.5ユーロ。日本語音声ガイドつき。バルセロナは入場料が際立って高かった。観光税もとられたし。

 

夕方、苦労してグエル公園へ行ってみたのですが、予約がないと難しいようで、あきらめて帰りました。

今回、いろんなところへいくので、どうしても細部まで詰めておく時間がなく、もうちょっと下調べをしておくべきでしたね。

 

夜はホテル近くのバルのテラス(っていうか道路の安全地帯みたいなところで食べる)でタパスを

いろいろいただきました。いかすみのリゾットや、パンにオリーブ油とトマトを塗ったものがおいしかった。

日本だとレンジでチンで終わりのようなメニューはこちらではちゃんと時間をかけて作ります。

 

明日はトレドに向かいます。

 

 


スペイン旅行 1.

2016-03-17 12:42:34 | 

今回は移動距離が長かったスペイン旅行。疲れのせいか、珍しく熱が出たり、体調は芳しくありませんが、

時間がたつと忘れてしまうので(すでに撮った写真をみても、「なんだこれ」というもの多数)、テンション高く

頑張って書いてみます。

 

成田が11:30発だったので、家を出たのが6:15。バタバタしてタクシーに乗り、新幹線の中で朝ごはんです。

国内の交通機関に金がかかる…。スカイライナーも高い…。

 

バルセロナ着が19:00という、あちらではまだ明るい時間に着くのが気に入って、往きはKLMオランダ航空にしました。

で、(機内で唯一といっていい)お楽しみ、機内食です。

肉と野菜のソース煮、サラダ、チーズ、パン。クラッカー。デザート。ワイン(選択)、水。

美味かったー。エールフランスよりおいしいと思いました。

帰ってから口コミなんかを見ると、同じ航空会社でも、日本出発のほうが、海外発よりおいしいらしいです。

ぽてちもそう思いました。日本で作っているから日本人の口に合うんでしょうね。

KLMは映画も日本語の吹き替えが多くて良かった。最新のスターウォーズを観ました。

 

上の画像でお分かりかと思いますが、今回は行きも帰りも非常口そばの一番前の席です。

足が伸ばせるのと、トイレの状況が分かって気に入ってます。エールフランス(予約はエールフランスからしました)

では有料席が増えていまして、こちらも有料です。(もちろんエコノミーですけどね)

ただし、規定では、非常時の補助をしなくてはならず、「フランス語および英語のいずれも完全に理解することができない方。」

は座れません。実に何通りにも読める文面ですな。

ぽてちは「フランス語および英語のいずれも完全に理解していない方」ですが、乗ってましたよ。

最初に「離着陸時には荷物を上の棚に上げてくださいね」と客室乗務員に英語で言われて、

「これが多分テストなんだろうな」と思いました。こんなもんでよろしいでしょうか。

 

食べることばかりでなんですが、到着直前の(いつも思うのですが、もうちょっと前に出してくれると

トイレが混んだり、慌ただしくならないんですが)軽いお食事です。

メインは何だと思います?なんと、初の中華、ビーフン!おいしかった。パン、サラダ、果物?(忘れた)

ハイネケン(選択)、水。

 

KLMは北極海近くを飛ぶらしく、早く着きました。オランダ、スキポール空港から乗り継ぎで

バルセロナに向かいます。入国手続きが混んでいて、係員が、「シュツットガルト!」とか、

乗り継ぎが厳しい行き先を叫んで、先に回していました。このときは、なんとも思わなかったけど、

復路で大変な事態が待っていました。その話はのちほど。

 

 

バルセロナへは2時間ほど。さっき食べた気もするが、何もなかったようにまたいただく。

トルティーヤっていうのかな、エスニックな味付けのスナックでした。コーヒーと水。

デルフト焼きをイメージしたカップやパッケージがいいです。

いつも乗り継ぎ後は日本人も少なくなり、もちろん日本語のアナウンスもなく、

ちょっと緊張。でもスペインに対する期待がいよいよふくらみます。

 

バルセロナは次回に。疲れたのでたまったビデオ(ホームランドとかダウントンとか)をみます。