●BBC NEWS | Europe | Turkish troops 'killed by rebels' Sunday, 21 October 2007, 10:18 GMT
トルコ国営アナトリア通信が伝えるところによると、トルコ南東端のHakkari州のYuksekovaという町の近郊でトルコ軍部隊が重火器で武装したクルド人による攻撃に遭い、少なくとも15名が死亡した。トルコ政府はPKK(クルド労働者党)による攻撃として非難している。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/7055004.stm
●トルコ兵とPKK、イラク国境で交戦 死者40人超 2007年10月22日01時28分 朝日新聞
トルコ南東部のイラク国境に近いハッカリ県で21日、クルド人の独立を目指して武装闘争を続けるクルド労働者党(PKK)が警戒中のトルコ軍部隊を攻撃し、トルコ兵少なくとも12人が死亡、16人がけがをした。PKK側にも32人の死者が出た。CNNトルコなどが軍の公式発表として報じた。トルコ兵10人以上がPKKに人質に取られたとの情報もある。
ロイター通信は、トルコ兵を「数人捕らえた」とするPKK幹部のコメントを伝えた。
PKKによるテロ行為の活発化で多数の犠牲者が出たトルコでは、イラク北部にあるPKKの拠点に対する越境軍事行動を可能にする法案が国会で承認されたばかり。
今回のPKKの攻撃は、国会承認前まで十数人だったゲリラ活動から一気に規模を増し、200人程度が動員されたとされる。場所も国境から3~4キロの地点でトルコ軍の拠点に近い橋を爆破するなど挑発的で、トルコ政府を揺さぶる意図は明らかだ。
また21日には、同地域の山岳地帯で民間の小型バスに対する襲撃もあり、重体4人を含め17人が負傷した。PKKがよく使う遠隔操作の地雷が使われたとされる。
トルコ政府はアンカラで21日夜、軍など治安の最高責任者を集めた緊急の会議を開き、対応策を協議する。エルドアン首相は記者団に「どんな措置を取るか会議の最後に決断する」と語った。
同首相はこれまで、越境した作戦行動を国会が承認しても「適切な時期、状況下で行動する」として、直ちにイラクへ侵攻することには慎重な姿勢を示してきた。越境攻撃に強く反対するイラクと米国を敵視するような報道も過熱しており、首相は国民に冷静になるよう呼びかけている。
トルコ国内で越境作戦実施への圧力が増すなか、11月にもあるとされる首相とブッシュ米大統領との会談がかぎになるという見方もある。
http://www.asahi.com/international/update/1021/TKY200710210157.html
●トルコ軍とクルド武装組織が交戦、44人死亡 2007.10.21 23:43 産経新聞
このニュースのトピックス:中東
トルコ南東部のイラク国境に近いハッカリで21日、トルコ軍部隊と非合法武装組織クルド労働者党(PKK)との交戦があり、軍は兵士12人とPKKメンバー23人の計44人が死亡したと発表。民間テレビNTVは軍兵士16人が死亡したと報じた。過去数年で最大規模の交戦。
PKK幹部はロイター通信に対し、複数の軍兵士を人質に取ったと語った。トルコ軍は人質の存在を確認していない。
トルコ国会は17日、PKKが拠点を置くイラク北部への本格的越境軍事作戦の実施を承認したばかり。トルコの世論は軍に対する襲撃などを繰り返すPKKへの反発を強めており、情勢は緊迫している。
AP通信によると、トルコ軍は交戦後、イラク北部との国境地帯を砲撃、死傷者はなかった。エルドアン首相は「われわれの怒りと憎しみは深い」と述べ、21日夜(日本時間22日未明)に緊急治安会議を招集すると表明した。
交戦は、軍の車列が渡ろうとした橋が爆破されたのを機に始まった。
同首相は19日、PKK対策で「イラク駐留米軍が行動を起こすと思う」と語り、11月5日に予定される訪米でブッシュ大統領とPKK問題を協議する意向を表明。トルコ国内では、それまでは越境作戦は行われないとの見方があるが、今回の交戦で、強硬な対応を求める世論の圧力が強まるのは必至だ。
また、交戦後、現場付近を通行中のミニバスの近くで爆発があり、地元メディアによると14人が負傷した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/071021/asi0710212344004-n1.htm
【私のコメント】
上記のニュースは非常に重大である。トルコ政府は事件が起きたのがイラク及びイランに国境を接する地域であることから、イラク北部のクルド人地区のPKK根拠地からの攻撃であるとしてイラクへの越境攻撃を開始する可能性がある。私は、この事件はトルコ支配階層が自国を破滅的戦争に突入させるためにわざと仕組んだものではないかと想像する。とうとうトルコを巡る破滅的戦争の引き金が引かれたのではないだろうか?
●asahi.com:トレビの泉が真っ赤に 何者かが塗料投げ込む - 国際
http://www.asahi.com/international/update/1021/TKY200710200188.html
このニュースもあるいは10月22日以降の世界金融市場が大惨事となるか、あるいは大戦争で多くの血が流されることを世界各国の支配階層に知らせるための事件なのかもしれない、などと妄想する。
トルコ国営アナトリア通信が伝えるところによると、トルコ南東端のHakkari州のYuksekovaという町の近郊でトルコ軍部隊が重火器で武装したクルド人による攻撃に遭い、少なくとも15名が死亡した。トルコ政府はPKK(クルド労働者党)による攻撃として非難している。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/7055004.stm
●トルコ兵とPKK、イラク国境で交戦 死者40人超 2007年10月22日01時28分 朝日新聞
トルコ南東部のイラク国境に近いハッカリ県で21日、クルド人の独立を目指して武装闘争を続けるクルド労働者党(PKK)が警戒中のトルコ軍部隊を攻撃し、トルコ兵少なくとも12人が死亡、16人がけがをした。PKK側にも32人の死者が出た。CNNトルコなどが軍の公式発表として報じた。トルコ兵10人以上がPKKに人質に取られたとの情報もある。
ロイター通信は、トルコ兵を「数人捕らえた」とするPKK幹部のコメントを伝えた。
PKKによるテロ行為の活発化で多数の犠牲者が出たトルコでは、イラク北部にあるPKKの拠点に対する越境軍事行動を可能にする法案が国会で承認されたばかり。
今回のPKKの攻撃は、国会承認前まで十数人だったゲリラ活動から一気に規模を増し、200人程度が動員されたとされる。場所も国境から3~4キロの地点でトルコ軍の拠点に近い橋を爆破するなど挑発的で、トルコ政府を揺さぶる意図は明らかだ。
また21日には、同地域の山岳地帯で民間の小型バスに対する襲撃もあり、重体4人を含め17人が負傷した。PKKがよく使う遠隔操作の地雷が使われたとされる。
トルコ政府はアンカラで21日夜、軍など治安の最高責任者を集めた緊急の会議を開き、対応策を協議する。エルドアン首相は記者団に「どんな措置を取るか会議の最後に決断する」と語った。
同首相はこれまで、越境した作戦行動を国会が承認しても「適切な時期、状況下で行動する」として、直ちにイラクへ侵攻することには慎重な姿勢を示してきた。越境攻撃に強く反対するイラクと米国を敵視するような報道も過熱しており、首相は国民に冷静になるよう呼びかけている。
トルコ国内で越境作戦実施への圧力が増すなか、11月にもあるとされる首相とブッシュ米大統領との会談がかぎになるという見方もある。
http://www.asahi.com/international/update/1021/TKY200710210157.html
●トルコ軍とクルド武装組織が交戦、44人死亡 2007.10.21 23:43 産経新聞
このニュースのトピックス:中東
トルコ南東部のイラク国境に近いハッカリで21日、トルコ軍部隊と非合法武装組織クルド労働者党(PKK)との交戦があり、軍は兵士12人とPKKメンバー23人の計44人が死亡したと発表。民間テレビNTVは軍兵士16人が死亡したと報じた。過去数年で最大規模の交戦。
PKK幹部はロイター通信に対し、複数の軍兵士を人質に取ったと語った。トルコ軍は人質の存在を確認していない。
トルコ国会は17日、PKKが拠点を置くイラク北部への本格的越境軍事作戦の実施を承認したばかり。トルコの世論は軍に対する襲撃などを繰り返すPKKへの反発を強めており、情勢は緊迫している。
AP通信によると、トルコ軍は交戦後、イラク北部との国境地帯を砲撃、死傷者はなかった。エルドアン首相は「われわれの怒りと憎しみは深い」と述べ、21日夜(日本時間22日未明)に緊急治安会議を招集すると表明した。
交戦は、軍の車列が渡ろうとした橋が爆破されたのを機に始まった。
同首相は19日、PKK対策で「イラク駐留米軍が行動を起こすと思う」と語り、11月5日に予定される訪米でブッシュ大統領とPKK問題を協議する意向を表明。トルコ国内では、それまでは越境作戦は行われないとの見方があるが、今回の交戦で、強硬な対応を求める世論の圧力が強まるのは必至だ。
また、交戦後、現場付近を通行中のミニバスの近くで爆発があり、地元メディアによると14人が負傷した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/071021/asi0710212344004-n1.htm
【私のコメント】
上記のニュースは非常に重大である。トルコ政府は事件が起きたのがイラク及びイランに国境を接する地域であることから、イラク北部のクルド人地区のPKK根拠地からの攻撃であるとしてイラクへの越境攻撃を開始する可能性がある。私は、この事件はトルコ支配階層が自国を破滅的戦争に突入させるためにわざと仕組んだものではないかと想像する。とうとうトルコを巡る破滅的戦争の引き金が引かれたのではないだろうか?
●asahi.com:トレビの泉が真っ赤に 何者かが塗料投げ込む - 国際
http://www.asahi.com/international/update/1021/TKY200710200188.html
このニュースもあるいは10月22日以降の世界金融市場が大惨事となるか、あるいは大戦争で多くの血が流されることを世界各国の支配階層に知らせるための事件なのかもしれない、などと妄想する。
その中にこんなくだりがある。
周、現在の日本の経済発展を止めることは困難になっている。日本には第二次大戦の教訓から平和と中立の道を歩んでほしい。現状の資本競争の政策を続けるなら、早晩問題が生じる。経済発展が拡大すれば、自衛という名であろうと軍備拡張へとつながるだろう。
キ、これは米政府全体の見方ではないが、ホワイトハウスの代表的な見解だ。支那と日本を比較した場合、支那は伝統的に世界的な視野を持ち、日本は部族的な視野しか持っていない。
周、日本はものの見方が偏狭で、全く奇妙だ。島国の国民だ。英国も島国だが。
キ、日本と英国は違う。日本は自国の社会があまりに異質なので、社会を適合させ、国の本質を守ろうとする。日本は突然の大変化も可能で、三ヵ月で天皇崇拝から民主政治国家へと移行した。日本人は自己中心で他国に対する感受性に欠ける。日本の経済発展の方式は自身のためで、日本に対しては何の幻想も抱いていない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「三ヵ月で天皇崇拝から民主政治国家へと移行した」この言葉は、敗戦後が周到に準備された上で、大東亜戦争が開始されたものであることを示唆していると思う。
トルコがそのような状況に置かれているとは思いたくないが、日本の例がある。
インテリジェンスの要点は、「想像すらできない事態をひたすら思い描くこと」らしいので、トルコが破滅する事態も想定しておくべきだろう。
日本に真珠湾をやらせた。
この例を考えると
シナリオとして
イラク引き上げの際の安定化策として3分割。
トルコはクルドの独立阻止戦争を仕掛ける
イラク大戦争状態
シーアを守るためイランの介入
米国対イラン核攻撃
上海機構参戦
第3次世界大戦ー核戦争
アジアとイスラム人口激減、
世界新秩序発動
(EUが正義の味方のような顔で出てくる)
サバタイーユダヤによる人類家畜化完成
というシナリオかもしれない。
これはないと思いますね。逆に、トルコ軍のイラク北部侵攻で手詰まりになった米国が事態打開を明目にイラン・シリアと関係を正常化するという可能性が高いと思います。ベトナム戦争の事態打開のためにニクソン訪中が行われたのと同様です。
最近、マスコミでは米国とイランの激しい対立が報道されていますが、これは演出に過ぎず、両国は実際には良好な関係にあると私は想像します。真の対立は、米国とイスラエルの間、といった一見友好関係に見えるところに存在するのではないか、というのが私の見解です。これは日本外交にも成り立つことであり、一見対立している日朝、日露関係は実は良好であり、真の対立は日米関係(特に米国の国際金融資本)や日韓関係の様な一見友好関係に見えるところに存在してきたのではないかと考えています。
http://benjaminfulford.typepad.com/benjaminfulford/2007/10/post-19.html
イスラエルのマスコミは、GogとMagogが聖書で書いているような、世紀末の最終戦争(第三次世界大戦)の予測を報告してる。
http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/123961
このシナリオではイラン、シリア、北朝鮮、中国、ロシアが、アメリカとイギリス、フランス、ドイツに戦争を挑む。
聖書ではこの人たちの兵力が六分の一に減るまでお互い闘い、最後に両方がエルサレムの近くで最終敗北を神様によって受けることになっている。
イランの大統領とブッシュ大統領は裏で手を組み、実際にこのような沢山の国を巻き込む戦争を起こすために動いている。しかしアメリカの軍の幹部はこれを拒否し続けている。
http://www.ipsnews.net/news.asp?idnews=39716
中国やロシアも馬鹿じゃないから、この罠に入るつもりはない。この気が狂った連中を早く世界権力の座から追い出さなくてはならない。世界は最終戦争じゃなく、最終平和を望んでいる。
>最近、マスコミでは米国とイランの激しい対立が報道されていますが、これは演出に過ぎず、両国は実際には良好な関係にあると私は想像します。
イランと米国の反国際金融資本陣営が提携関係にあるというのは過去の歴史(大使館人質事件など)からも事実と思われます。
かといって、戦争については全くないと思われません。「でき試合」ということで米国イランの間での戦争はありうるかもしれません。目的のひとつはイスラエルを破滅的な戦争に招き入れイスラム教徒により滅亡させること、米国の敗北と謝罪によって中東から米国勢力が撤退することを演出することです。これにより、ホロコーストの神話がイランによって暴かれることになります。これにはイランやシリアに核兵器が存在することが条件となります。
2番目の目的がペルシャ湾の封鎖です。石油の価格を暴騰させ世界経済を大混乱に陥れることになります。このタイミングFRBを廃止して新ドル札を発行できれば、目的を達成できますが、そうでなければ米国は崩壊の危機に瀕するでしょう。また東アジアでも大混乱が起きます。日本の再軍備(核武装)が間に合わない場合はこれまた大変なことになると思われます。
結局、米国内での国際金融資本派と反国際金融資本派のある種の妥協や英国の巻き返しなどで、イラン攻撃は今のところ「ない」となっているようにも見えるのです。イスラエル単独でイランやシリアに核攻撃すれば、それにこしたことはないわけで、ここに北朝鮮の核兵器やトルコとクルドの戦争が微妙な影を及ぼしているように見えます。
米国が反国際金融資本陣営が大きく傾くことつまり、軍主導の政権になればむしろイランとの戦争の危険性は増大しそうな感じがしています。江田島氏がコメント欄でカエサルのルビコン川越えの話をしているのが象徴的です。
→トルコは1945年2月に日本に宣戦布告している。そして、サンフランシスコ講和会議では戦勝国として出席している。