マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

コンサート終了!

2014-10-17 21:02:09 | コンサート
午後、お寺でのコンサートが無事終了しました。
父の四十九日法要の時は、身内だけだったのでちょっとした広間っていう部屋だったのですが、今日は本堂でした。
神門寺(かんどじ)というのですが、ここは歴史も長く、天応元年(781)、光仁天皇の勅願所として建てられました。
名前は、その昔、地元の豪族・神門臣(かんどのおみ)が、この付近に出雲大社の神門を建立したことに由来するといいます。
中国観音霊場の第23番札所にもなっていますので、お参りに来る人も多いそうです。
そんな由緒あるお寺でピアノを弾かせてもらえたのは、またとない経験でした。
若い女性の住職さんがピアノが好きで…ということらしいです。
弾く前には、ご本尊様の前でご挨拶をしてとかあって、若干戸惑いましたが…。

演奏は、いきなりだったので、どんなピアノかもわからず弾き始めましたが、徐々に感じがつかめて、わりと楽しく演奏できました。
皆さんホントに静かに聴いていただいて、温かい拍手もたくさん、トークで若干盛り上げつつでしたから、ふんふんという感じにうなづきながら聞いてくださって、とてもやりやすかったですね。
お寺なので、大きい柱があったりで、大変な部分もありましたが…。
ドレスは、着物をリフォームしたのにしました。
裾が広がっても困るのでちょうどいいかな…と。
それに何と言ってもお寺ですから、和風要素も大事かと…。

自分の演奏の時だけカメラを回していたので、そういえば、本堂の様子とか撮ってない…撮影しておけばよかったけど。
ざっと見た感じ、80人くらいはいらっしゃってたかなぁ…という感じでした。
お水とか用意してくださっていたのに、全然目に入っていなくて、映像を見て初めて、あったんだぁ…と。
ともあれ、何とか無事終了できてホッとしています。

明日午後はパソコン教室なので、早めに出発しないといけないし、今教材を作成中!
きょう午前中は、昨日とりあえず少し片づけたものをよろずやさんに取りに来てもらって、トラック1台分!
姫路に持ち帰るものをこの後まとめないといけないし、なかなかゆっくりできません。
こっちに来ている間の食事は、毎日、お惣菜で済ませたので、早く帰ってヘルシーな食事に戻したい…。

ピアノが空を

2014-10-17 00:47:42 | 日記
夕方、ピアノの搬出をしてもらいました。
実家は、入り口は木戸道で大きい車が入れないため、自衛隊の道路から大物の荷物の出し入れをしていますが、今日もクレーン車を自衛隊の道路につけて、釣り上げていました。
2階にあるのです。
私が大学院を修了して出雲に帰った時、台所の上に防音室を作ってくれたのですが、5年ほどでしたねぇ…活用したのは。
その後、私の生徒が短大を卒業して出雲に戻ってきたので、数人残った生徒のレッスンをしてもらっていました。
せっかくの防音室、母もお箏のお師匠さんだったので、利用すればいいのに、何か物置状態でした。
そうこうするうちに、ある日ピアノを弾こうとして、鍵盤が動かなくなってるのがわかり、それから滞在が長くなりそうなときには電子ピアノを持って行く…。
今回もですけど。
いずれ実家は何とかしないといけないので、とにかく荷物を片づける必要があるわけです。
ピアノも置きっぱなしでは…ということで、修理できるなら修理して使うか売るか…。
9月に来た時に運送屋さんに下見をしてもらい今回搬出ということになりました。
周りにあまりにもたくさんの荷物があって、まずはそれを片づけないと運び出せませんから。
前回に主人が大半は片づけてくれたのですが、それでもまだたくさんの物があって、夕方までに何とか搬出できるようにしました。
グランドピアノは、足とペダルをはずして、木枠で固めてクレーンでつるすのですが、ちょうど電話をしていたので写真は撮れず…。
アップライトの時に写真を撮りました。
ピアノが空を飛んでいる…みたいな…。
  
  
ピアノがなくなって広くなった空間、インシュレーターの後がしっかりついて、そこだけきれいなカーペットの色。
時間の経過を感じました。

それにしても実家の片づけ、とんでもない大仕事だと、今さらながら嘆く…。
スコップで高い山を崩そうとしているようなもの。