マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

映画「リスボンに誘われて」

2014-10-11 23:54:43 | お勧め
映画とランチと美容院…神戸に出かけました。
今日見た映画は「リスボンに誘われて」…原題は、パスカル・メルシエの「リスボンへの夜行列車」です。
地味な感じの映画なので、途中で眠くなるかな…と思って見始めましたが、じっと見入ってしまいました。
結局眠らず…。
偶然1冊の本に出会ったことがきっかけで、著者に会うためにリスボン行きの夜行列車に飛び乗り、そこで著者の素顔と謎を追っていくにつれて、単調だった自分の人生にも変化が出てくる…というような話です。
こうまとめて書けば、それで??…と言いたくなるような話ですが。
リスボンには行ったことありませんが、その景色も映画をとても魅力的なものにしていると思いました。
私が一番印象に残ったのは、話の初めに出てきた自殺をしようとした女性が誰かわかったところ…かな。
私自身は、別の人生を始めてみたいと思ったことはたぶんないので、共感を持って映画全体を見たわけではないかもしれません。

最近映画をよく見るのですが、なかなか1回で、描こうとしている意図をすべて理解するのは難しい…と思いますね。
まぁ自分なりに解釈すればいいのですけどね。

映画の後、大丸でランチをし、少しブラブラ、その後美容院に行きましたが、それにしてもすごい人出でした。
先週も東京で同じことを思いましたが…。
みんなよく出かけるなぁ…。


チューリッヒ美術館展のこと

2014-10-11 00:22:48 | お勧め
先週の土曜日、六本木の新国立美術館で12/15まで開催されている「チューリッヒ美術館展」に行きました。
チューリッヒ美術館の作品の展示は、日本では初めてとのこと。
今後も現地に見に行くことはたぶんないだろうなぁと思うので、是非見ておきたいものでした。
作品は、習作やスケッチなどがなくきちんと仕上げた作品ばかりですから、見ごたえがあります。
印象派よりは後の時代の作品がほとんどですから、好みから言えばピタッとハマっているわけではありませんでしたが、いくつか気に入った作品がありました。
モネの「ノルマンディーの藁葺きの家」は、モネの絵にしては少し黄色が多い感じ。

ゴッホの「サント=マリーの白い小屋」は、まだゴッホらしさが少し…。

シャガールが結構気に入ったかな。
「窓から見えるブレア島」と「パリの上で」
 
ゴーギャンの「花と偶像のある静物画」は、偶像があるのがポイントなのでしょうが…。
花の部分はいいのですけどねぇ。

カンディンスキーやピカソなども、風景画とは違った良さがありますが…。

神戸市立博物館では、来年1/31から5/10まで開催されます。