マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

いなみ野学園講義でした

2014-10-27 21:04:03 | 日記
午前中、高齢者大学いなみ野学園の講義でした。
「クラシック音楽に親しむ」というテーマで1時間半の講義です。
演奏も取り入れて講義すると、そうでなくても時間が足らないのに、今日も5分短く…と言われてしまいました。
避難訓練だとか…。
たかだか5分と思われるでしょうが、貴重な5分なのですけどね。
毎年、何かしらの行事とかで必ず短くと言われて、少々うんざりです。

いきなり愚痴から入ってしまいましたが、講義そのものは、皆さん熱心に聞いてくださって気持ちよくできました。
ただ、非常に暑くて、着ていた服のせいもあってか、とにかく汗をかいてしまい、ピアノを弾く時は手に汗握る(?)状態で、弾きにくかったですね。
今日こそは段取りよく進めようと思いつつ、余談も入れたりするとやっぱり時間が無くなってしまって、弾いた曲はトルコマーチと革命のみ。
自分の中でのシュミレーションでは、終わりの30分は演奏を…と思っていましたが、なかなか思い通りには進められません。
自分の好きなところ、ゴシック時代につい力を入れてしまうので、そこの進め方をもう少し考えないと…と、毎回反省です。
でも、5線譜ができたこと、ドレミの読み方が決まったこと、楽譜の出版が始まったことなどは、今の音楽がある所以ですから、どうしても外せないし…。
自分の中では、クラシック音楽の始まりの中世と、ロマン派を中心にしようと思っていましたが、もう少しコンパクトにまとめないとなぁ…。
せっかくの講義ですから、あまり知られていないことを話そうか…と。
演奏、午前中でしたが、寝ぼけることもなく無難に(?)演奏できました。
何しろ絶対5分前に終わってくれと言われていて、時間が気になっていたので…。
今回の講義をきっかけに、少しでもクラシック音楽を聴いてみようかと思う人が増えるといいな…と思ってますけど。

さて、避難訓練、失敗だったようでした。
マイクの音声がうまく出力されなくて、指示が伝わらず…。
終わってコーヒーをいただいていると、廊下で「何やってんだ、ちゃんとしろよ!これじゃぁ今日は中止だ中止だ!!」みたいな声が聞こえて、落ち着かなかったので、コーヒーも半分ほど大急ぎで飲んで、早々に退散しました。