マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

思い出す助けに

2014-10-19 22:06:56 | 日記
今回出雲に行った時の片づけで、母の記憶の助けに…と、写真をいくらかかき集めて持って帰りました。
何しろそういう整理など何もしてなかった母ですから、あちこちに置いてあり、たまたま片づけたところからいろいろ出てきたので、ごく一部だとは思いますが持って帰ったというわけです。
たぶん従妹の結婚式だと思うのですが、母の姉妹や、元気だったころの私から見たら祖父母が集まっている写真などがあって、今日持って行ったら、懐かしそうに見ていました。
出雲で介護施設に入った時に、家に帰る機会は何度もあったのですが、思い出の品とか趣味の道具とか一切持って行こうとしなかったのです。
たぶん、その頃から認知症状があったのでしょうか、そんなことを考えることができなかったのかどうでもよかったのか…。
でも、喜んでいたのだから、やはり必要なものだった…のでしょう。
母は、水墨画も描いていて、けっこう力作があるのは知っていましたが、しまい込んだ中にもたくさん作品があって、掛け軸になったものは持ち帰りましたが、掛け軸ではない大きい作品は持ち帰れなかったので、とりあえず写真にして、A4の大きさで印刷して部屋に飾りました。
我ながらよく描いてたなぁ…と思う、と言ってましたが、ホントにその通り、よく描いたなぁ…という作品です。

縦60㎝、横80㎝位の大きさで、額に入っています。
こんなにやっていたのだから、何か絵でも描けばというのですが、気力がわかないのでしょうかねぇ…。
実家に残った大量の材料や道具、まだ整理はこれからです。