マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

今日は3つ

2017-11-26 23:55:00 | 日記
昼前から出かけて夕方まで、3つのイベントをはしごしてしまいました。
1つ目は、朝日カルチャー新宿のブラームスに関する講座…というか、レクチャーコンサートでしょうか。
2つ目は、Bunkamuraザ・ミュージアムで12/17まで開催されている「オットー・ネーベル展」、3つ目は、Bunkamuraル・シネマで映画「ロダン カミーユと永遠のアトリエ」でした。

2つ目3つ目は良かったけど、1つ目は行かなきゃよかった…と。
何か時間の無駄だった感じ。
私が12/9のプロムナード・コンサートで弾く、ブラームスの作品76についてだったので行ってみたのですけど、話もへぇ~!というような内容もなかったし、ピアノの演奏も練習不足がわかるような状態でホントにがっかりでした。
ヴァイオリンの若い方は、暗譜もしてしっかり弾いていて、こちらは良かったのですが…。
作曲家が苦労して作った作品の良さをいかにお伝えするか、演奏する方は真剣に取り組まないといけないとつくづく感じて、私自身も肝に銘じようと思った時間でした。

オットー・ネーベル展は、予想外に良かったですね。
そもそもオットー・ネーベルという画家を知らなかったのですが、前回Bunkamuraに映画を見に行った時、この美術展のことを知り、ちょっと行ってみたくなって金券ショップでチケットを買っていたのでした。
カンディンスキーやシャガール、クレーなどと同じような時代の画家で、初めは建築を学んでその後俳優、軍役に就いたのち画家になったようです。
建築設計図のようであっても風景画になっていたり、レンガを積み重ねたような感じだったり、シャガールのようであったり、時代ごとにだんだん画風は変化していますが、こういう図形的な絵でも何かほっこりするものがあって、楽しく鑑賞しました。
印象派以降の絵は、以前は敬遠していましたが、このところそういう絵を見る機会が多く、それなりの良さが少しはわかるようになったのかも…です。
気に入った絵の絵はがきがあまりなかったのですが、その中でもまぁまぁの物を。
高い壁龕   ムサルターヤの町Ⅳ景観B
 
アスコーナ・ロンコ

ちょっとおもしろい感じのは、”11人の子どもたちが「日本」ごっこ”という絵。


映画開始の時間が迫っていて、あまりゆっくりは観れませんでしたが、いい時間でした。