ドイツはすっかり秋です。
山も黄色に色づき、ブドウの収穫も始まりました。
ドイツには、収穫が始まった今しか楽しめないとっておきのワインがあります。
その名も
「Federweißer (フェダーバイサー)」 です
直訳すると、
「白い羽」と名のつくこちらのワイン。
正体は、ワインになる前のワイン
つまり、ワインになる過程の、発酵途中のワインです
発酵途中(発酵が現在進行中)のため、
中に酵母が入った状態で、ぷくぷくと気泡がでており、微炭酸。
また、ちょっとにごっているのも特徴的です
お味はしっかり~ほんのり甘みがあって、とっても飲みやすい
炭酸りんごジュースに近いかもしれません。
(ブドウから造られているのに、りんごの風味がするのは面白いですよね)
しかし
もちろん、ワインなのでアルコールも入っていますので飲みすぎには要注意です(笑)
上で紹介したレストランでは、お砂糖と一緒に出され、
「甘みが足りなかったら、お砂糖足してね」 とウェイターの方にお勧めされましたが、
私たちには、そのままで十分の甘さでした(笑)
ドイツの方って、はっきり!ドカン!としたお味を好まれる傾向にあるのかな~と思います。
はい、そしてワインと言えば、当然ついてくるのが美味しいお料理(笑)
フェダーバイサーと一緒に、この時期によく食べられるのが
「Zwiebelkuchen (ツビーベルクーヘン)」 です
玉ねぎのタルトのようだったり、玉ねぎのパンケーキのようだったり
お店によって、さまざまですが
日本でいう新玉をたっぷりつかったお料理で、フェダーバイサーにも良く合います
・・・と、ご紹介してきたフェダーバイサーですが、
プロストのあるリューデスハイムでは、
毎年恒例のフェダーバイサー祭りが開かれます
今年は 10月17日(金)~19日(日)と
10月24日(金)~26日(日) の6日間
ぜひ、この時期しか楽しめない「ワイン」を楽しんでみてください
ぷろせっ子
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